ポーカーのゲームには「カードプロテクション」というルールがあります。
それぞれのプレイヤーは他のプレイヤーに自分が持っているカードが見えないように保護したり、遠い位置に置きすぎてディーラーに回収されるリスクを回避しましょうというものです。
対策のためにプレイヤーに使用が認められているのが「カードプロテクター」。
カードの上に置く重石のようなもので、自分の好きなデザインのカードプロテクターが使えます。
今回はポーカーのカードプロテクターの役割から、使い方・作り方までご紹介します。
ポーカーのカードプロテクターとは

ポーカーでは基本的に以下に該当した場合は手札が無効・フォールドとなります。
ただ、アミューズメントカジノ店によっては独自のルールが定められている場合もあるので、100%手札が無効になる・フォールドしなければいけない訳ではないと覚えておいて下さい。
該当する行為で最も起こりやすいのが以下の3つです。
- 他のプレイヤーに手札を見られてしまった
- 遠くに置いていてディーラーにカードを回収されてしまった
- テーブル外にカードを落としてしまった
- フォールドするプレイヤーが投げたカードと自分のカードが混ざってしまった
見せるつもりはなくてもうっかり見られてしまった場合でも、わざとではないが遠くにカードを置きすぎてディーラーに回収されてしまった場合でも関係ありません。
テーブル外に落としてしまったのが故意ではないにしても、例外は認められません。
フォールドするプレイヤーが投げたカードと混ざった時は自分には責任がないのに…と思いますが、両者のカードが無効となります。
うっかりミスで手札が無効になったりフォールドしなければいけなくなる状況を回避するために活躍するのが「カードプロテクター」です。
手元のカードの上に重石として置いておけば、見られたり落下する事態を避けられますよね。
ポーカーのルールでカードプロテクターの使用は認められているので、多くのプレイヤーが好みのデザインのカードプロテクターを持参してプレイしています。
使用するカードプロテクターのサイズ
ポーカーで使用するカードプロテクターには厳しいルールはありません。
他のプレイヤーに迷惑をかけない・常識の範囲内のカードプロテクターであれば、好きなデザインのカードプロテクターが使用できます。
自分でチップ型タイプのカードプロテクターを用意する場合は、以下を基準にして下さい。
- サイズは直径25mm~40mm
- 厚みは3mm
- 重さは20g~30g
ポーカーのカードプロテクターは、カードのサイズと相性がいい直径40mmサイズが多いです。
既製品チップ型がほとんどで、ルーレット・文字・動物などポーカーとは関係ないデザインのカードプロテクターもたくさんあります。
プロプレイヤーは自分の写真入のカードプロテクターを使っている人もいました。
上記3つの基準に近いカードプロテクターであれば、多少の誤差があっても問題ありません。
使わない方がいいカードプロテクター
カードプロテクターには厳しいルールはありませんが、注意点はあります。
基本的に他のプレイヤーに迷惑をかけないカードプロテクターを使用するということです。もちろん、自分のプレイの邪魔にもならない物がいいですね。
以下に該当するカードプロテクターは使わない方がいいでしょう。
- カードを覆って隠してしまうような大きなサイズ
- カードの上に置くと転がってしまう形
- 卑猥なデザインなど他者に不快感を与えるデザイン
- チップやマーカーと混在してしまう色味
- ひとかたまりで作られておらず分裂してしまうタイプ
上記のようなカードプロテクターは邪魔になったり、不正を疑われたりする原因になりかねません。
デザイン・形は自分が好きな物でいいのですが、他のプレイヤーを不快にするような卑猥なものやグロテスクなものは避けるようにして下さい。
チップやマーカーと見分けがつかない色味も避けましょう。
ポーカーのカードプロテクターの使い方

ポーカーのカードプロテクターの使い方はシンプル・簡単です。
自分のカードの上に置くだけ。
要はカードがめくれないように保護できればいいので、カードプロテクターでなくてもチップを置いてプレイすることもできるのです。
チップをカードプロテクターの代わりに使う時は、カードの上に1枚だけ置くのではありません。
スタック(手持ちのチップの総量)の下にカードを挟むような形で、自分のカードをガードして下さい。
ポーカーのカードプロテクターの作り方・購入方法

ポーカーのカードプロテクターは作成することも購入することもできます。
もちろん、正式なカードプロテクターでなくてもいいので選択肢は幅広いです。値段も数百円~数十万円とピンキリになっています。
ポーカーのカードプロテクターの一般的な作り方・購入方法は以下の通りです。
- アミューズメントカジノやイベントで購入
- ゴルフマーカーを代用する
- ガチャガチャの景品を代用する
- ハンドメイド作家に作ってもらう
まずはカードプロテクターにこだわりたいのかを考えて、入手先・コストを確認しましょう。
アミューズメントカジノやイベントで購入
アミューズメントカジノではカードプロテクターを販売している店もあります。
また、ポーカーのトーナメントなどのイベントでも販売されているので、好みのデザインがあれば購入可能です。あまり使わないけど記念に集めているという人もいました。
JOPTウォームアップに参加します
— まるみやのマーボ (@marumiyanoma_bo) December 30, 2024
おそらくこれが今年のポーカー納めになります
JOPTのカードプロテクターも買いました
やんぞー!#七瀬クランベリ pic.twitter.com/DHCVSzyYqh
アミューズメントカジノでは1,500円~2,000円前後でカードプロテクターが販売されていることが多いです。
高額な物ではなく、手軽に購入して使える物になっています。
JOPTなどのイベントでの販売も1,500円程度と安価で購入できますが、限定◯個と販売数が限られているので早めの購入がおすすめです。
完売したデザインが欲しい時は、メルカリなどを探すと出品されていることがあります。
ゴルフマーカーを代用する
ポーカーのゲームを見ていると、ゴルフマーカーをカードプロテクターに代用している人も多いです。
いざ購入しようと思った時にカードプロテクターで探しても種類がそんなに多くはありません。でも、ゴルフマーカーなら需要があるので、かなりの数がヒットします。
デザインが豊富で安い物から高級品まであるので、見ているだけでも面白いですよ。
ちょっとゴルフ商品を見に来た。ゴルフマーカーって、ポーカーのカードプロテクターに代用できそうだと思った。可愛いし! pic.twitter.com/zzWOzW10TL
— 高宮 (@teekyu_takamiya) July 15, 2023
高級なカードプロテクターを1つだけ持っていたいという人は、天然ダイヤモンド使用のゴルフマーカーやルイヴィトンやティファニーのハイブランドも選べます。
ユニークなデザイン・かっこいいデザイン・かわいいデザインなど、気分で使い分けも可能です。
ガチャガチャの景品を代用する
わざわざポーカーのためだけにカードプロテクターを買うのは…と思った方。
また、飽きっぽい人も1つのカードプロテクターを長く愛用するのは難しいでしょう。
そんなあなたにはガチャガチャの景品を代用して使うのがおすすめです。300円~500円程度で準備できるので、飽きたら他の物に交換するのも簡単ですよね。
うさぎ推しって言ったらもらえた🥹
— ふゆ@旅とバイクとサウナとごはん (@Fuyuchan024) March 16, 2024
しかも三つ星レストランも一緒😂笑
(しかも光るらしい✨)
今度ポーカーするときにカードプロテクターにしよw pic.twitter.com/gW2A0UofJ5
推しキャラのカードプロテクターでモチベーションも上がりそうです。
ポーカーにまったく関係のないデザインのカードプロテクターを使っている人は当たり前にいます。場違いでないかと心配する必要はありません。
気になるようであれば、まわりの人のカードプロテクターを確認してみて下さい。
ハンドメイド作家に作ってもらう
オリジナルのカードプロテクターが欲しい人は、ハンドメイド作家に作ってもらうのがおすすめです。
製作所などへの依頼も選択肢にはあります。ただ、100個単位の大口注文しか受け付けていない場合が多い・1個で受けてもらっても高額な場合があるため難易度が高いです。
漫画家のピョコタンさんは自身のアクスタを作成してカードプロテクターに使っていました。
新しいカードプロテクターが完成した。海外でポーカーする時もこれを使えば怖いもの無し。日本人ポーカープレイヤーの概念を覆していく。 pic.twitter.com/Cduy3Otqk6
— ピョコタン (@pyocotan) October 24, 2024
インパクト大で他のプレイヤーとの会話も弾みそうですね。
女性プレイヤーの中には「creema」や「minne」を利用してハンドメイド作家さんに依頼し、可愛らしいカードプロテクターを作っている人もいました。
既製品よりコストはかかりますが細かいデザインの依頼ができるので、こだわり抜きたいという人にはおすすめです。
ポーカーのカードプロテクターのまとめ
ポーカーはカードプロテクターにこだわって楽しむこともできます。
他のプレイヤーがどんなデザインを使っているのか見るのも楽しみのひとつだと言うプレイヤーは多いです。
デザインにこだわるあまり、本来の目的であるカードの保護ができて、他のプレイヤーを妨害しないカードプロテクターを準備するということを忘れないようにして下さい。
利用条件などが気になる場合は、事前にアミューズメントカジノ店に確認しましょう。