ポーカーを副業にして、楽しみながら小遣い稼ぎができたら最高ですよね。
遊びの延長で副業を考える人は多いのですがポーカーで稼ぐとなると、注意しなければいけないこともたくさんあり簡単ではありません。
今回はポーカーの副業を合法的に行う方法と注意事項をご紹介します。
何も知らずに手を出すとリスクが高いので、ポーカーで稼ぎたい場合は必ず情報収集を行って下さい。
ポーカーの副業で絶対にしてはいけないこと

どうやってポーカーの副業で稼ぐかよりも大切なことがあります。
ポーカーの副業で絶対にしてはいけないことの把握です。すでにポーカーをプレイしている皆さんはもうお気づきですよね。
金銭や商品を賭けたポーカーのプレイをしないこと
日本では賭博は法律で禁止されているので、金銭を賭けてポーカーをプレイしてしまうと賭博罪に該当してしまいます。犯罪行為になるなら副業はできないのでは?と思った方。後で詳しく解説しますね。
まずは摘発されないためにも絶対にしてはいけないことを覚えておきましょう。
違法カジノ店でのポーカー
日本各地でひっそりと営業している違法カジノ店。
金銭や商品などを賭けてポーカーなどのゲームがプレイできるので、海外同様にカジノを楽しめます。当然、日本では違法なので警察の摘発が入れば利用者も逮捕される可能性が高いです。
副業どころではなくなってしまいますよね。
違法カジノ店には以下のような特徴があるので、アミューズメントカジノと間違えないように気をつけましょう。
- 営業許可を得ていない
- 金銭や商品を賭けたポーカーなどのゲームがプレイできる
- 主要都市の繁華街に多い
- 外観だけではカジノ店とは分かりにくい
- 二重や三重とびらになっている
- 招待制や会員制である
- 頻繁に場所を移転する
お店の前を通っただけではカジノ店とは分からないことが多いです。
なかにはお店側だけが捕まるから利用者は関係ないと言う人もいますが、実際に利用者の摘発はもうたくさん実例があります。警察が介入した日に来店がなくても、名簿から摘発された人もいるほどです。
もちろん違法カジノ店も摘発されないために入店を厳しくしているので、ポーカーを副業にしたいと思いついてすぐにたどり着ける訳ではありません。
違法というのは一旦置いておいて、入店できたとしても違法カジノ店ではイカサマが行われるため副業にはならないでしょう。
借金をしたり、持っているお金を使い切ってしまう可能性が高いです。
オンラインカジノでのポーカー
最近オンラインカジノは社会的な問題として取り上げられています。
芸能界やスポーツ界からオンラインカジノを行っていたと発覚し、摘発されたり謝罪をする人が続出していますよね。一般人の摘発も増えています。
オンラインカジノも金銭を賭けてプレイすると賭博罪に当たります。
外出せずにパソコンやスマホからアクセスすればプレイできるので、在宅の副業としてやってみようと考えていた人は要注意です。
オンラインカジノは以下のような業者が該当します。
- ベラジョンカジノ
- 遊雅堂
- ミスティーノカジノ
- プレイオジョ
- カジノシークレット
- インターカジノ
- ラッキニッキー
- ボンズカジノ
- コニベット
- BC.GAME
- コンクエスタドール
- エルドアカジノ
他にもたくさんの海外オンラインカジノサイトがあります。
上記のようなオンラインカジノは金銭を賭けたプレイができるのですが、店舗と同じで賭博になるため副業には使えません。フリープレイは違法にはなりませんが、お金は稼げませんよね。
よって、オンラインカジノのポーカーをプレイして勝利金を得る副業は成立しないのです。

違法なポーカーを副業に勧める人がいる理由

金銭を賭けたポーカーのプレイは違法となり賭博罪が適応されます。
逮捕される可能性があるのにも関わらず「ポーカーは副業に向いている」「ポーカーを副業にして本業よりも稼いだ」などの情報がたくさん出ているのはなぜでしょうか。
答えは簡単です。勧めている人が得をするからです。
- アフィリエイト報酬を得ている
- 高額ロジックの販売目的
- ただの冷やかし行為
ポーカーを副業に勧める人の主な目的は「アフィリエイト報酬」です。
他にもただの冷やかしで何も知らない他人を巻き込んでいる人もいると聞きました。とんでもない話ですよね。
では違法なポーカーを副業に勧める人がいる理由を詳しく見ていきましょう。
アフィリエイト報酬を得ている
オンラインカジノのポーカーを副業に勧める人は、基本的にアフィリエイターです。
アフィリエイターごとにオンラインカジノが発行している紹介リンクを踏んで、プレイヤーが利用登録をすれば紹介報酬が得られるシステムになっています。
なかには、プレイヤーの課金額の○%・負け額の○%が報酬となる場合もあるようです。
よって、オンラインポーカーが副業として稼げるから勧めているのではありません。自分の利益のためにみなさんを勧誘しているだけなのです。
- 実際に自分はオンラインポーカーを利用していない
- 稼げているような画像を加工して作っているだけ
- そもそもポーカーのルールさえ知らない
上記のような人が報酬目的でポーカーを副業として勧めているのです。
たとえオンラインカジノであっても金銭を賭けてプレイをすれば違法になるのに、ライセンスがあるから問題ないと嘘を書いているサイトにご注意下さい。
海外オンラインカジノであっても、日本からアクセスをして金銭を賭けてプレイをするのは賭博罪になります。
高額ロジックの販売目的
ポーカーの副業を勧める人の中には、ロジックの販売者もいます。
ロジックとはどうすればポーカーで勝てるようになるのか「攻略・戦略」をまとめてあるもので、販売価格は販売者によって違います。
ポーカーが副業になるならとロジックを購入し、被害にあった人も多数いるので要注意です。
副業教えるだって!バカラロジック450000ネットでゴロゴロ転がってるネタを纏めただけPDF8枚稼げるまでサポートするって!ラインもXもブロックするのに、バカラ博打に絶対は無い、違法じゃないとか言ってたけどオンカジって違法じゃないの?本気で¥返して! pic.twitter.com/hyUnJbINrA
— boとfxの勉強中 (@chmps109little) October 22, 2024
上記はポーカーではありませんが、バカラのロジックを購入した人の怒りの投稿です。
初心者は違法ではないという言葉を信じて購入してしまい、後から真実を知り後悔するというケースがとても多いので情報収集はしっかり行っておきましょう。
ロジックを購入してもポーカーの副業で稼げるようにはなりません。
ただの冷やかし行為
アフィリエイト報酬目的やロジック販売ではなく、ただの冷やかし行為の人もいるそうです。
特にX(旧Twitter)や5ちゃんねるに多い傾向があります。何の目的もないただの冷やかし行為なので、ポーカーの副業を勧めていても本人は稼げていません。
冷やかし行為は以下のような理由が想定されます。
- ポーカーで大損をしてしまった腹いせ
- ロジック購入詐欺の被害額を取り返そうとしている
- ただ単に面白半分で適当な紹介をしている
絶対ではありませんが副業を勧めている人には、「アフィリエイト報酬・ロジック販売」などの理由があります。
何の目的かも分からない場合は、何が起こるか分からないため関わらないようにして下さい。
私は副業ポーカープレイヤーです。
— cub (@cub_nomad) April 15, 2025
ポーカーを副業にしている人がいると興味を持って、DMなどのアクションを起こしてきた人にオンラインカジノの登録をさせたりロジックを販売したりという可能性も考えられます。
ただの冷やかしに見せかけた詐欺師の場合もあるのでご注意下さい。
ポーカーを合法的に副業にする方法

日本では法律で定められているので、ポーカーを副業にするのは犯罪行為です。
ただ、2つだけ合法的にポーカーを副業にする方法が存在しています。
- IR施設内のカジノを利用する
- 海外のカジノを利用する
どのようにポーカーを副業にするのか、詳細を見ていきましょう。
IR施設内のカジノを利用する
2030年に開業が予定されている「日本初のIR(大阪)」に足を運び、合法的にポーカーでお金を賭けてプレイすることです。(もちろん現在は建設中につき利用できません。)
IR内のカジノであれば日本国内ですが、ギャンブルが認められています。
ただ、基本的にIRは海外からの観光客メインで考えられているので、日本人のカジノ利用のハードルは高いです。
- 20歳以上の人しか入場できない
- マイナンバーカードによる本人確認が必須
- 週3回、28日間に10回の来場制限がある
- 入場料が6,000円かかる
- 家族など周りからのストップで入場制限がかけられる
まず、毎回入場料6,000円を払わないといけないので、副業どころか入場料で大きなコストを抱えることになります。
来場制限もあるので、自由に出入りができません。
法律に違反せずにポーカーを副業にできるメリットはありますが、コストを考えると現実的ではありませんよね。
また、大阪以外の人は交通費・宿泊費を考えると更に夢のような話です。
現状では賭博罪に当たらずにポーカーを副業にするのは、かなり難しいと思っておいた方がいいでしょう。

海外のカジノを利用する
日本では金銭を賭けてポーカーをプレイすると賭博罪になります。
違法な日本ではなく、合法な海外カジノを利用してポーカーを副業にする方法です。
日本人が海外旅行の際に、カジノなどで賭け事をする行為は明らかに賭博行為に該当するが、違法ではない。これは、日本国民の国外犯処罰規定(刑法第三条)の対象となっていないからである。
出典:衆議院公式サイト
賭博罪及び富くじ罪に関する質問主意書に、海外カジノの利用は違法ではないとはっきり書かれています。
マレーシア・アメリカ・中国・シンガポールなどはカジノが合法化されています。カジノで金銭を賭けてポーカーをプレイしても違法にはならないのです。
法律でカジノが認められており、世界各国からプレイヤーが集まる人気カジノはたくさんあります。
- マリーナベイ・サンズ(シンガポール)
- パラダイスシティ(韓国)
- インスパイア(韓国)
- オカダマニラ(フィリピン)
- ベネチアン・マカオ
- ベラージオ(ラスベガス)
- MGMグランド(ラスベガス)
- ギャラクシー・マカオ
- グランド・リスボア・マカオなど
海外には有名なカジノがたくさんありますが、ポーカーを副業にしたいと思っているのであれば渡航費などを考えて韓国などの近場のカジノの利用が理想的です。
韓国なら日帰りも可能なので、ホテル代や飲食費などが浮きますからね。
ただ、海外のカジノを利用したポーカーの副業もあまり現実的ではないようです。
「海外でのポーカーは賭博にならないでしょうか?そもそも場所的に危険な気もします。」
海外でトーナメント主体の賞金稼ぎは、ハッキリゆって間尺に合いませんよ。
渡航費、滞在費、トナメ参加料を自己負担して、尚且つ収益をあげるのは至難の業になります。
私もラスベガスを始めとして海外のトーナメントに数多く参加していますが、入賞にあずかれる率は20%が精々です。単純に計算すればトーナメントに5回挑戦して、入賞できるのは一度だけ。
出典:Yahoo知恵袋
海外のカジノを利用して副業と言えるほど稼げている人は一握りです。
ポーカーの腕によっぽどの自信がある人でない限りは、海外カジノを利用した副業には手を出すべきではないと言えるでしょう。
ポーカーの副業についてのまとめ
現状ではポーカーで副業をするのはかなり難しいため、現実的ではありません。
絶対に不可能ではないのですが法律違反です。たとえまとまった勝利金を手にしたとしても、逮捕されたら副業の意味がありませんよね。
ポーカーの副業についての重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- 金銭や商品を賭けたポーカーのプレイは賭博罪になる
- オンラインポーカーでもお金を掛けると賭博罪が適応される
- 金銭や商品を賭けたプレイをするならIR・海外カジノを利用するしかない
どうしてもポーカーの勝利金をお小遣いにして副業にしたいという人は、2030年に開業予定の大阪IR内のカジノや海外カジノを利用しましょう。
違法カジノ店やオンラインカジノで法を犯すのはハイリスクすぎておすすめしません。
IRは開業予定がまだまだ先なので待ち長いかもしれませんが、待っている間にポーカーのゲームなどを活用してスキルや知識を磨いておくとスムーズに副業がスタートできます。