ポーカーの世界大会一覧!賞金・準備するもの・参加方法を解説

ポーカーの世界大会一覧

ポーカーは世界各国から凄腕のプレイヤーが集まる世界大会が開催されています。

世界大会レベルになると賞金は億単位になるほど高額です。個人競技の中では、最も大きな金額が動くと言われているんですよ。

スポーツなど一部の人が輝ける世界と違い、ポーカーは誰でも賞金獲得の可能性がある競技です。

今回は代表的なポーカーの世界大会の解説と一緒に、賞金・準備するもの・参加する方法なども詳しくご紹介します。

目次

ポーカーの世界大会とは?

ポーカーの世界大会とは?

世界各国から凄腕のプレイヤーが集まり、賞金をかけて勝負をするのがポーカーの世界大会です。

ポーカーの世界大会ではルールは基本的にテキサスホールデムが多いです。

ただ、参加する大会によってはオマハ・ホールデムやセブンカード・スタッドなどもあるので、テキサスホールデムに限定されている訳ではありません。

どのポーカーのルールが適応されるのか、それぞれの大会の詳細情報で確認して下さい。

メインイベントとサイドイベントがある

ポーカーの世界大会にはメインイベントとサイドイベントがあります。

メインイベントは指定された条件をクリアしないと参加できないので、最初はサイドイベントから挑戦するプレイヤーがほとんどです。

メインイベント・数日かけて行う生き残りトーナメント
・サテライトからの勝ち上がりプレイヤーが参加
・高額な賞金が出る(数億~数千万)
サイドイベント・参加費を払えば参加が可能
・当日会場で申し込み
・メインイベントほど高額ではないが賞金が出る
(数万~数十万円)

メインイベントはアミューズメントカジノやオンラインカジノから、サテライト「予選」に参加して勝ち上がり参加権を獲得したプレイヤーが参加できます。

反対にサイドイベントは参加費を払えば誰でも参加が可能です。

メインイベントとサイドイベントは開催時間をずらしてあります。メインイベントで途中で敗退してしまっても、サイドイベントに参加して最後まで楽しむことも可能です。

朝から深夜まで開催がある大会もあるので、昼からや夜だけの参加もできます。

サイドイベントでもメインイベントに負けないほど豊富な種類のポーカーが楽しめます。

  • テキサスホールデム
  • 2-7TD
  • ノーリミットホールデム
  • バドゥーギなど

他のプレイヤーとペアを組んで参加するポーカーもあり、仲間同士での参加も可能です。

メインイベントほど高額な賞金は出ませんがサイドイベントでも数万円~数十万円の賞金が出るので、まずはサイドイベントだけ参加するのも世界大会攻略のひとつでしょう。

ポーカーの世界大会一覧

ポーカーの代表的な世界大会は全部で6つです。

他にも数え切れないほどのたくさんの世界大会が開催されていますが、多くのプレイヤーが目標としている大きな大会に絞ってご紹介します。

  • ワールドシリーズオブポーカー(WSOP)
  • ヨーロピアンポーカーツアー(EPT)
  • ワールドポーカーツアー(WPT)
  • アジアンポーカーツアー(APT)
  • アジアパシフィックポーカーツアー(APPT)
  • アジアチャンピオンシップオブポーカー(ACOP)

では、ポーカーの世界大会をひとつずつ見ていきましょう。

ワールドシリーズオブポーカー(WSOP)

ワールドシリーズオブポーカー(WSOP)
開催地ラスベガス
優勝賞金10,000,000ドル(約16億円)
参加費400ドル~25,000ドル(約6万3千円~約394万円)
参加者10,000人以上

WSOPは世界最高峰のポーカーの世界大会です。

1970年から開催されているポーカーの世界大会で、毎年5月~7月の2ヶ月という長期間のスケジュール開催されます。アメリカのラスベガスが開催地で、テレビ放送されるほど注目度は高いです。

メインイベントでは、まだ日本人の優勝者は出ていません。

ただ、サイドイベントでは「木原直哉・中井孝浩・石川翔麻・池内一樹・岡村元義・中西しょうた・鈴木りゅうたろう」の7名が優勝した実績があります。

億超えの高額賞金は年々上がっているので、今後の賞金からも目が離せません。

日本人の有名なポーカープレイヤー・実績は以下の記事で詳しく解説しています。

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ヨーロピアンポーカーツアー(EPT)

ヨーロピアンポーカーツアー(EPT)
開催地パリ・モンテカルロ・バルセロナ・キプロス・プラハ
優勝賞金1,170,000ユーロ(約1億9千万円)
参加費5,000ユーロ(約78万円)
参加者2,000人以上

その名の通りヨーロッパの国々で開催されるポーカーの世界大会です。

1年をかけて5ヵ国に渡り開かれます。2024年は2月にパリからスタートし、12月のプラハで幕を閉じました。

EPTも高額な優勝賞金が獲得できるのが大きな魅力です。

メインイベントももちろんですが様々なサイドイベントが開催されるので、自分のスケジュールやスキルに合わせた参加ができます。

2025年2月に予定されていたEPTパリは、フランス政府の政策転換・パリの規制状況の変化により開催が中止されました。モンテカルロ・バルセロナは開催が決定しています。

ワールドポーカーツアー(WPT)

ワールドポーカーツアー(WPT)
開催地オーストラリア(世界各国で開催あり)
優勝賞金585,359オーストラリアドル(約6272万円)
参加費8,000オーストラリアドル(約80万円)
参加者2,000人以上

WPTは世界各国で開催されるので、上記の表は2024年オーストラリア大会を例にしています。

WSOP・EPTとWPTの3つの大会は、ポーカーの3大大会と言われていて、世界クラスの大きな大会の中でただひとつ日本でも開催されるのがこのWPTです。

開催される国によって参加費や優勝賞金が違うので注意して下さい。

2022年にアメリカのラスベガスで開催されたWPTでは、参加費が約140万円と高額ですが、優勝賞金は約5億円という驚きの設定になっていました。

アジアンポーカーツアー(APT)

アジアンポーカーツアー(APT)
開催地ベトナム(世界各国で開催あり)
優勝賞金約1600万円
参加費約15万円
参加者654人

アジアンポーカーツアーはWPTのアジア版です。

GAKUTOさんが参加したことでも話題になりましたね。

上記は2023年に開催されたベトナム大会の情報をご紹介しています。

2024年はフィリピン・ベトナム・韓国・台湾・マレーシアなどの国々を舞台に、全23回のポーカーのトーナメントが開催されました。

日本でもAPTの開催はあるのですが、賞金は出ないのでご注意下さい。

アジアパシフィックポーカーツアー(APPT)

アジアパシフィックポーカーツアー(APPT)
開催地ベトナム(世界各国で開催あり)
優勝賞金約4900万円
参加費約16万円
参加者数千人

アジアの太平洋側のエリアで開催されるポーカーの大会です。

2023年8月に開催されたAPPTには俳優の本郷奏多さんが出場したことで話題になりました。102人の参加で日本からはただひとり「ファイナルテーブルまで進出して4位にランクイン」する実績を残しています。

4位の成績で賞金は137,600ペソ、日本円で約35万円です。

APPTのメインイベントは世界で大人気のオンラインポーカー「PokerStars」と提携するホテルで開催されるので、ゲーム以外にも高級ホテルのサービスも楽しめます。

アジアチャンピオンシップオブポーカー(ACOP)

アジアチャンピオンシップオブポーカー(ACOP)
開催地ベトナム(世界各国で開催あり)
優勝賞金約1億円
参加費約130万円
参加者約3000人

ACOPはマカオで開催されるアジア圏では大きなポーカーの世界大会です。

各国のプロプレイヤーが集うハイローラー向けの大会として知られています。ハイローラーとは大きな金額を賭けるプレイヤーのことです。

参加費は高額ですが、優勝すれば約1億円と賞金が超高額。

国内のJOPT(ジャパンオープンポーカーツアー)などの大会で優勝すればACOPへの参加資格が得られるので、海外へ行かずとも大きな大会への切符が獲得できる可能性があります。

ポーカーの世界大会の参加方法は2つ

ポーカーの世界大会の参加方法

ポーカーの世界大会に参加する方法は2パターンあります。

開催される大会に直接エントリーをする方法と、予選大会「サテライトトーナメント」を勝ち上がりメインイベントに参加する方法です。

しっかりと参加方法の説明を読み、間違いのないように参加を申請しましょう。

直接エントリーする場合

直接エントリーする時は、世界大会が開催される会場へ出向きます。

メインイベント・サイドイベントのどちらにも直接参加が可能です。

開催地となるホテルなどでエントリーをすれば世界大会への参加が叶いますが、参加条件と参加費については必ず事前に確認してから行動して下さい。

参加条件サテライトトーナメントが必須の場合がある
参加費100万円を超えるような高額設定の場合がある

簡単に参加できるため、参加費が高額になっていることが多いです。

さらに交通費・宿泊費などもかかるので、参加条件にサテライトトーナメントが必須になっていないかを確認しておく必要があります。

コストを抑えて世界大会を目指したいのであれば、サテライトの突破がおすすめです。

サテライトトーナメントを突破する

ポーカーの世界大会の予選がサテライトトーナメントです。

会場を設置して開催されることもありますが、最近ではオンラインで開催されることも多くなってきました。

サテライトなら無料~数万円の安い参加費で参加できます。

さらに上位に入賞すれば無料でメインイベントに参加できる可能性もあるのです。

  • 渡航費を負担してもらえる
  • 宿泊費を負担してもらえる
  • 参加費が無料になる

例えば先程ご紹介したワールドポーカーツアーの場合は、WPT Globalというアプリを使ってサテライトトーナメントをオンラインで行っています。

そして、上位にランクインすれば渡航費負担でメインイベントに無料招待してもらえるのです。

世界大会に出場するとなると交通費や宿泊代などがかなり高くなるので、コストを抑えて世界大会を目指すならサテライトトーナメント出場を検討してみましょう。

ポーカーの世界大会に必要なものは?

ポーカーの世界大会に必要なものは?

ポーカーの世界大会に必要なものは経験とスキルです。

アミューズメントカジノでみんなで和気あいあいと楽しくポーカーで遊ぶのとは違って、本気で賞金を取りに来ているプレイヤー達を倒さなければいけません。

こちらも本気で挑戦していかなければ、あっさり負けてしまう可能性が高いです。

そしてもうひとつ重要なのは英語力です。世界大会では主に英語を使ってコミュニケーションが取られるので、まったく話せない・理解できないでは通用しません。

自然と会話ができるレベルまでは、英語力をあげておきましょう。

そしてパスポートの準備も忘れないで下さい。地域にもよりますが、申請から受け取りまでに10日前後かかるところが多いようです。

余裕を持ってパスポートの申請は行っておきましょう。

ポーカーの世界大会のまとめ

今回はポーカーの世界大会についてご紹介しました。

高額賞金で大きな夢を叶えるチャンスではありますが、凄腕のプロプレイヤー達も続々と参加する大会なので初心者がいきなり挑戦できるものではありません。

まずはコツコツと経験を積んで、ポーカーのスキルを磨いていきましょう。

そして国内のトーナメントから挑戦を始めて、最初は日本で実績を残すことを意識します。有名なプレイヤーになればなるほど、世界大会へのハードルも下がってくるはずです。

焦らず少しずつ世界大会への道を進んでみて下さい。

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この記事を書いた人

アドオンAYUMI たらればポーカー公式ライター

アミューズメントポーカー歴1年目の駆け出し。コーリングステーションを脱しきれていないのが最近の悩み。心理とハンドを読めるように特訓中です!

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