令和の虎の賭けポーカー事件とは?バレた理由や現在を徹底調査

令和の虎の賭けポーカー事件のアイキャッチ

令和の虎は2018年からyoutubeで配信されている大人気番組。

目的があってお金が欲しい「虎の子」が、5人の投資家「虎」に対してプレゼンを行い、うまくいけば出資金が獲得できるというマネーリアリティーショーです。

そんな令和の虎の出演者らが、賭けポーカーで書類送検され大炎上する事件が起こりました。

なぜ賭けポーカーをしていることがバレたのか・関係者はその後どうなって今はどうしているのか、令和の虎事件についての詳細をご紹介します。

目次

令和の虎CHANNELとは?

令和の虎CHANNELとは?

令和の虎CHANNELは大人気youtubeチャンネルです。

2018年12月20日に配信が開始され、Tiger Fundingから出資を受けたい志願者と審査をする5人の投資家の白熱したやり取りが話題となり瞬く間に人気チャンネルとなりました。

賭けポーカー事件の後もチャンネルは続いていて、現在も多くのファンから支持されています。

チャンネル令和の虎CHANNEL
URLhttps://www.youtube.com/channel/UCTyKZzmKi95wxmCg9rU-j6Q
登録者数143万人
動画数3478本
関連チャンネル青い虎チャンネル:登録者数47.1万人

登録者数や動画数を見ると、人気チャンネルであることが分かりますね。

令和の虎のレギュラーキャストは全部で30人です。

【レギュラーキャスト】林尚弘、桑田龍征、平出心、小林真之、唐沢菜々江、安藤功一郎、遠藤悠記、トモハッピー、竹内亢一、ドラゴン細井、茂木哲也、大石純平、青笹寛史、荒木杏奈、岡田真弓、寺田高士、佐々木貴史、神田みつき、谷本吉紹、島やん、井口智明、稲葉信、田中雄士、木下博勝、岩崎健人、孫駿一郎、桐原隆、竹長篤史、東将大、榊原清一

過去にはみなさんご存知の有名な方々が出演したこともあります。

  • ヒカル(youtuber)
  • 前澤友作
  • 宮迫博之
  • ひろゆき
  • ラファエル
  • 立花孝志

気になる人はチャンネル一覧の表示に「話題の人が多数出演!Tiger Funding特別回」があるので、そちらから動画を再生してみて下さい。

メインでは虎VS虎の子の白熱したバトル動画がたくさん配信されています。

ポーカーとは無関係な内容の配信なのに、なぜ賭けポーカーで関係者が書類送検されることになったのか?と疑問に思った人も多いですよね?

令和の虎の賭けポーカー事件について、詳しく説明していきます。

令和の虎の賭けポーカー発覚と書類送検

令和の虎の賭けポーカー発覚と書類送検

まず、なぜ令和の虎の関係者が賭けポーカーをしていることが分かったのか。

そしてどんな証拠が残っていたのか、警察が捜査をして書類送検されるまでに至った経緯などを、順を追って見ていきましょう。

  • 賭けポーカーがバレたのはSNSが始まりだった
  • 実際に賭けポーカーをしている写真や精算表が流出した
  • LINEのやり取りに賭けポーカーの証拠が残っていた
  • 令和の虎の関係者が認めて謝罪動画を公開した

令和の虎の賭けポーカー事件の概要は上記の通りです。

Z李(Jet Li)氏によるSNSへの爆弾投下

2022年2月14日、X(旧Twitter)にZ李氏による爆弾が投下されました。

Z李氏はギャンブル界の超有名人ですが、個人情報が明かされておらず詳しい人物像は分かりません。ただ、日本のインフルエンサー・小説家・実業家と紹介されています。

名前不明
年齢不明
職業実業家・インフルエンサー・小説家
経歴・週間SPAで小説を連載
・飛鳥クリックは今日も雨が漫画化
・レシピ本の出版

Wikiには裏社会と表社会の延長線上にいると書かれている不思議な人物です。

では、なぜZ李氏が令和の虎の関係者が賭けポーカーをしているという情報を掴むことができたのか。実はお金の貸し借りに理由がありました。

  • おうちでマジ牛タンを運営する條隼人さんにZ李氏がお金を貸す
  • 條隼人さんは令和の虎で融資を志願していた
  • Z李氏に條隼人さんが令和の虎の関係者から多額の金銭の要求を受けたことを報告

そしてZ李氏が令和の虎の関係者の闇を暴き始めたのです。

この債務者ってのが牛タン屋の條。
捕まえてどうして金がなくなったか問い詰めてたら令和の虎たちにかなりムシられていた事がわかった。あの番組に出るだけで参加費として1000万以上取られてたりポーカー代やらキャバ代やら払わされたりよ、こんなの倒産するだろ。

Z李 NO WAR

なんと令和の虎の関係者は、賭けポーカー代を出演者から搾取していたのです。

Z李氏のツイートは瞬く間に拡散され、令和の虎のチャンネルはただのショーだったのかとファン達は激怒。大炎上する展開となりました。

そして、Z李氏は次々と令和の虎の関係者による賭けポーカーの証拠を掴み、SNS上で関係者たちを追い込んでいきました。

令和の虎チャンネルの連中、まあまあの金額で賭けポーカーやってるんだな。武田塾の林ってのが弱い事はわかった。これ当然犯罪なんだけど証拠になるようなもんLINEに残すのは素人丸出しだな。やるならバレないようにやればいいのに。賭博開帳してるマンション近所だったから俺も呼んでくれねえかな。

この投稿に令和の虎の竹之内社長が反論。

ただ、桑田龍征氏によってZ李氏に歯向かわないようにと、仲間内でのやり取りも行われるまでになりました。

益々Z李氏がどんな人物なのか、なぜここまで脅威に感じられているのか気になるところです。

竹之内社長がZ李氏の逆鱗に触れてしまったことで火に油を注ぐ結果となり、視聴者の炎上もさらに燃え広がる結果となってしまったのです。

このあたりから、令和の虎の関係者たちの勢いは失速していきます。

令和の虎のチャンネルも炎上を受けて、翌日2月15日に当面の配信停止を発表しました。

賭けポーカーの精算表やLINEが流出

Z李氏のツイートが拡散され、その後次々と賭けポーカーの証拠が出ては拡散されていきます。

以下はLINEでやり取りされていた精算表です。

精算表から、8ヶ月間のうちに60回も賭けポーカーが行われていたことも発覚しました。

精算表は今でもネタにされSNSに残っていますが、現場証拠写真は削除されている投稿が多く見つけることができませんでした。ただ、動画は残っていました。

令和の虎の配信動画にポーカー台が写り、賭けポーカーの証拠だと話題になった動画です。

LINEや動画・写真などの数々の証拠が拡散され、令和の虎の賭けポーカーは事実だと認識されていったのです。

令和の虎の関係者が謝罪動画を公開

もう言い逃れはできないとして、令和の虎の賭けポーカー関係者は謝罪動画を公開しました。

イカサマがあったことも発覚したことから、大炎上してしまいました。

上記の動画を視聴した令和の虎の視聴者からは、賭博を認めたことで多くの怒りの声が上がりましたが、謝罪をしたことでチャンネルの継続を望む声も一部ではあったようです。

ただ、賭けポーカーは違法行為。そう簡単に収束するはずがありませんでした。

警察が介入し書類送検される

謝罪動画をきっかけに、警察が調査を開始。

そしてついに、6月1日に令和の虎の出演者など14人が賭博の容疑で書類送検されるという結果を迎えました。

警視庁は1日、ユーチューブ番組「令和の虎 CHANNEL」の出演者を含む25~42歳の男14人を賭博などの容疑で書類送検し、発表した。参加者の大半が容疑を認めているといい、「友達同士なら大丈夫かなと思った」などと話しているという。

保安課によると、14人は昨年10月と今年2月、東京都新宿区と台東区の会社事務所で賭けポーカーをした疑いがある。

14人の職業は、塾やカード販売などの会社経営者が9人、アパレルやコンサルなどの自営業と塾や整体の会社員が2人ずつ、プロゲーマーの自由業が1人。「令和の虎」の出演者も含まれているという。

出典:朝日新聞

この時、ディーラーとして賭けポーカーに参加していた女性アルバイト(24歳)と男性会社員(28歳)も、賭博幇助の容疑で書類送検されています。

以上が令和の虎の賭けポーカー事件の真相です。

令和の虎は賭けポーカー事件後どうなった?

令和の虎は賭けポーカー事件後どうなった?

令和の虎の関係者は書類送検されましたが、ほとんどの関係者が逮捕には至っていません。一部の関係者は不起訴処分となっていることも発表されています。

現に、賭けポーカー事件から2ヶ月後に、ともはっぴーによる公式発表がありました。

トモハッピーは「違法賭博の騒動があり、警察から検察へと書類送検され、その際さまざまな影響を考慮して辞任させていただきました。検察の方から不起訴のご判断をいただきまして、これ以上のお咎めなし、という結果をご判断いただきまして、この騒動の結論が出ました」と報告し「違法賭博は二度と行いません。あらゆる違法行為を行わないことはもちろん、巻き込まれたりしないよう細心の注意を払って精進しながら、できることを頑張っていきます」と決意を新たにしていた。

出典:スポニチ

ほとんどの関係者が社会から大きな批判を受けたことで、所属する企業や関係先・個人の事業への影響を考えて辞任を発表しています。

他の令和の虎メンバーも一時的に活動から離れますが、結果的には現在も活動を行っています。

現在の令和の虎のレギュラーキャストの部分を見て下さい。

林尚弘桑田龍征、平出心、小林真之、唐沢菜々江、安藤功一郎、遠藤悠記トモハッピー、竹内亢一、ドラゴン細井、茂木哲也、大石純平、青笹寛史、荒木杏奈、岡田真弓、寺田高士、佐々木貴史、神田みつき、谷本吉紹、島やん、井口智明、稲葉信、田中雄士、木下博勝、岩崎健人、孫駿一郎、桐原隆、竹長篤史、東将大、榊原清一

書類送検された赤文字のメンバーは現在も活動を続けています。

2025年現在も活動を続けているメンバーがいるからこそ、未だに令和の虎の賭けポーカー事件の話題が語り継がれているのでしょう。

賭けポーカーに関する動画を削除していないことも理由のひとつです。

令和の虎の賭けポーカーの大炎上のポイント

令和の虎の賭けポーカーは違法賭博なのでもちろん悪です。

ただ、他にも大炎上に繋がり、現在も話題にあがるほどになってしまったのには理由があります。大炎上のポイントは全部で3つです。

  • 悪質な違法賭博を行っていた
  • アミューズメントカジノ事業を進めていた
  • 出演者の経済的な損失

令和の虎の関係者は、賭けポーカーが違法だと知りながらも約60回も実行してしまっています。

違法性を知りながら自分達だけではなく出演者やディーラーも集めていることから、悪質性が高いことを行っていたのではないかと予想できるのです。

さらに令和の虎はアミューズメントカジノ事業を進めている途中でした。

普段は虎である林社長が虎の子となり、アミューズメントカジノバー・カジノディーラースクールを世界展開したいという動画で詳細は確認可能です。

結果的に林社長は1,000万円の出資金を獲得しています。

よって、令和の虎の賭けポーカー事件が発覚した時は、アミューズメントカジノバーやカジノディーラースクールの開業準備を行っていたはず。

合法的にカジノを楽しむ施設を作るはずが、自分が賭けポーカーなんてとんでもないですね。

オープンを楽しみにしていた視聴者も多かったようなので、かなり批判も上がっていました。当然ですが、計画は頓挫し白紙になっています。

最後は出演者達の経済的な損失です。賭けポーカー発覚時、収録済みの動画が3ヶ月分ほどあったそうです。

動画の配信はまだでも、すでに出資を受けて事業を開始している人もいたことから、かなり大きな経済的な損失になったケースもあったと言われています。

  • 令和の虎で出資を勝ち取るまでの動画が公開されない
  • 動画からリンクに飛ぶ宣伝が行われない
  • 利益が最大億単位にもなる強力な後ろ盾を失ってしまった

このように令和の虎の賭けポーカー事件は、多方面に悪影響を与えてしまったのです。

最近では金銭を賭けたカジノゲームやオンラインカジノが違法であることは広く知られていますが、それでもまだ根絶には至っていません。

令和の虎のように後悔することがないように、絶対に違法賭博には手を出さないようにしましょう。

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この記事を書いた人

アドオンAYUMI たらればポーカー公式ライター

アミューズメントポーカー歴1年目の駆け出し。コーリングステーションを脱しきれていないのが最近の悩み。心理とハンドを読めるように特訓中です!

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