ブラックジャックでバーストする確率とバーストしないための攻略法を紹介
ブラックジャックにおいて「バースト(バスト)」とは、手札の数字が21を超えることを指します。
ブラックジャックでは21に近いハンドを作った方が勝利しますが、欲張りすぎてバーストすると負けが確定するので、カードの引きすぎには注意が必要です。
どうすればバーストせず、21に近づけることができるのか。
実はブラックジャックには、世の天才たちが作り上げた最適解が存在するのです。
本記事では以下の内容を解説します。
バーストする確率と最適なアクションを覚えれば、勝率へ直結するのでぜひ最後までご覧ください!
目次
ブラックジャックのバーストとは?
ブラックジャックでは数字が21を超えるとバーストととなり、バーストした時点でプレイヤーの負けが確定します。
逆に、自分のハンドの数字が小さくても、ディーラーがバーストすればプレイヤーの勝利です。
では「プレイヤー」と「ディーラー」が共にバーストになったときの勝敗はどうなるか?という疑問を抱えている方が多い印象ですが、以下のようになります。
プレイヤーとディーラーが共にバーストになった場合
まず大前提として、通常のブラックジャックではディーラーとプレイヤーが共にバーストすることはありません。
ブラックジャックは、ゲームが始まるとプレイヤーとディーラーに2枚づつカードが配られ、プレイヤーが先にアクションを終わらせます。
この時にプレイヤーがバーストしてしまうと、敗北が確定してディーラーは次のカードを引くことはありません。
結果、バーストするのはディーラーかプレイヤーかのどちらか一方となります。
ブラックジャックでバーストする確率
ブラックジャックではハンドの合計によって、次のカードでバーストする確率が変わります。
11以下のハンドならば、何を引いてもバーストしないので必ずヒットなどのカードを引くアクションが最適解です。
本章では、プレイヤーとディーラーそれぞれハンドごとにバーストする確率を紹介します。
プレイヤーがバーストする確率
ブラックジャックで一番数字の大きいカードは10なので、最初に配られたカードが11以下の場合はヒットしてバーストする確率は0になります。(カード1枚追加の場合)
しかし、最初の合計値が12以上20以下の場合はバーストする可能性が出てくるので、以下表を参考に期待値の高い行動を目指していきましょう。
また、合計値だけでトランプの組み合わせは指定していないので、実際の確率とは少しズレが生じます。(0.2%程)
12 | 31% |
---|---|
13 | 39% |
14 | 56% |
15 | 58% |
16 | 62% |
17 | 69% |
18 | 77% |
19 | 85% |
20 | 92% |
最初のハンドが12〜16の場合、次の一枚でバーストする確率は30%以上あります。
ブラックジャックでは、ディーラーは17以上になるまでカードを引き続けます。
そのため、17以下のハンドではディーラーのバースト以外では勝つことが出来ません。
ブラックジャックで最初の合計値が13~16だと特に弱いとされている理由がわかりますね。
ディーラーがバーストする確率
ディーラーの場合はプレイヤーのように手札は見えないので、アップカードを見て判断することになります。
また、ディーラーのアップカードだけを見て確率を求めているので、実際の確率とは多少ズレが生じます。
A | 12% |
---|---|
2 | 35% |
3 | 37% |
4 | 40% |
5 | 43% |
6 | 42% |
7 | 26% |
8 | 24% |
9 | 24% |
10,J,Q,K | 22% |
上記表が、アップカードごとにディーラーがバーストする確率ですが、Aや10以上のカードがアップカードだった場合、約8割の確率でバーストしないということがわかりますね。
いかにディーラーのアップカードを見てアクションを決める必要があるかわかります。
ブラックジャックで特定のカードが出る確率
上記でバーストする確率を表にしましたが、特定のカードを引く確率を解説します。
通常、ブラックジャックでは各マークA〜Kの合計52枚のデッキを、8デッキ使用することが多いです。
その中で、特定のカードを引く確率は以下になります。
- A〜9・・・約7.69%
- 10〜K・・・約30.76%
最初のハンドが12以上だと、約30%の確率でバーストしてしまいます。
バーストする確率を減らす攻略法
プレイヤーとディーラーそれぞれのバーストする確率を紹介しましたが、ブラックジャックで勝率を上げるためには確率を元に最適なアクションを選択しなければなりません。
ここでは、ハンドに応じた最適なアクションをするために以下の2つの攻略法を紹介します。
- ベーシックストラテジー
- カウンティング
ブラックジャックでは、上記の攻略法を用いることによってペイアウト率を100%以上にすることが可能です。
どちらの攻略法も、オンラインカジノでは簡単に実践できるのでぜひ覚えておきましょう。
攻略法①ベーシックストラテジー
ベーシックストラテジーとは、ハンドごとに最適なアクションをするための表です。
表は3種類あり、Aを1としてカウントするハードハンドと、Aを11としてカウントするソフトハンド、同じ数字を引いた時のスプリットハンドに分けられています。
ベーシックなものはハードハンドですが、ソフトハンドと合わせて使用することでより最適なアクションを行うことができるでしょう。
ハードハンド
H=ヒット、S=スタンド、D=ダブルダウン
「ハードハンド」のベーシックストラテジーは「A」を「1」として数えるタイプの表です。
ソフトハンド
H=ヒット、S=スタンド、D=ダブルダウン
「ソフトハンド」のベーシックストラテジーは手札の「A」を「11」として数えるタイプの表です。
アクションはハードハンドタイプの表とは異なりますが、見方、使い方は同じです。
プレイヤーの手札2枚とディーラーのオープンカードの状況に合わせて次のアクションを決めます。
スプリットハンド
H=ヒット、S=スタンド、D=ダブルダウン
プレイヤーの2枚の手札が同じカードだった場合、スプリットハンドの表を見ることとなります。
使い方はハードハンド、ソフトハンドと同じなので状況に合わせて次のアクションを選びましょう!
攻略法②カウンティング
カウンティングとは、プロのギャンブラーも使用しているブラックジャック最強の攻略法です。
方法はシンプルで、場に出たカードをカウントしてプレイヤーの有利・不利を判断するものになります。
上図の場合、10以上のカードが出やすい状況の時は、ヒットせずに相手のバーストを待つのが最適だと、瞬時に判断することが可能です。
次に引くカードは、カウンティングによって大まかに予測することができます。
しかし、場に出たカードを記憶するのはもちろんメモを取るのも大変です。
そこで考案されたのが、カードを3つのカテゴリーに分けて大まかに確率を計算する方法。
まず、カードを下記のように数字の大きさでグループ分けします。
10,J,Q,K,Aを+1、7,8,9を0、2,3,4,5,6を-1にします。
(下記画像を参照)
プレイヤー、ディーラーともに全てのカードを数えていきます。
デッキが交換されるとカウンティングは0から始めます。
より多くのカードを計算した後の方が、カウンティングの信頼性も高くなるので、最初のうちは少額でベットして様子を見ると良いでしょう。
上の図を参考にし、+への偏りが大きい場合10以上のカードは出にくくなり、ーに偏るにつれ2〜6が出にくくなります。
ほとんどのランドカジノではカウンティングが禁止されているので、上記の方法を使用しながら記憶していくしかありません。
オンラインカジノでは、メモを取ることが可能なのでより有効な攻略法となります。
カジノでの使用を禁止されるほど効果的な攻略法なので、ぜひ覚えてみてください。
まとめ
ブラックジャックは世界で遊ばれているカジノゲームの中でもシンプルで人気ですが、調べてみると意外と奥が深くて知れば知るほど楽しいゲームです!
ハンドごとのバーストする確率を知るだけでも勝率を上げられますが、記事内で紹介した攻略法を用いることで、数あるギャンブルの中で唯一100%を超えるペイアウト率を出すことができます。
また、ブラックジャックについて合わせて知りたいという方は以下記事をご参照ください!