ブラックジャックのダブルダウンとは?「使うべきタイミング」や「スプリットとの違い」を解説
ブラックジャックのダブルダウンは、ゲーム開始時にベットした額と同額をベットし、カードを1枚追加するアクションです。
ダブルダウン成功で2倍の勝利金が手に入ります。
ブラックジャックで効率よく稼ぐためには必要なアクションなので、内容をしっかり理解して使いこなせるようになりましょう!
目次
ブラックジャックのダブルダウンとは
ダブルダウンとは、ゲーム開始時にベットした額と同額をベットし、カードを追加するアクション。
手持ちのカードが良く、「これは勝てそう」と思った時にベット額を倍にして勝ち金を増やす戦法です。
「ダブルダウン後は勝負しかできない」という注意点があるので、やみくもにダブルダウンを宣言すればいいというわけではありません。
ベーシックストラテジー表を活用することで、ダブルダウンの成功率を高めることができます。
ブラックジャックでダブルダウンを使用すべきタイミング
ダブルダウンは、やみくもに使っても効果はありません。
ここでは、ダブルダウンを効率的に使うために、「使うべきタイミング」と「使ったらダメなタイミング」について解説しています。
ダブルダウンした方がいい場面
▼プレイヤーのハンド合計が「9」「10」「11」の場合
プレイヤーのハンド合計が9, 10, 11の場合は、ダブルハンドが有効で強いハンドになりやすいです。
ブラックジャックでは10、J、Q、Kのカードが全て10とカウントされるため、「10」のカードの出現率が最も高いです。
プレイヤーのハンド合計が9,10,11の場合に10を引くと、19・20・21と、強いハンドになるため勝つ確率が上がります。
▼プレイヤーのハンドに「A」がある場合
「A」は、1と11どちらで数えてもいい万能カードです。
状況によって1か11を選択できるので、バーストすることがありません。
後だしで数字を決めることができるので、勝率は高くなります。
▼ディーラーのアップカードが「5」「6」の場合
ディーラーのアップカードが5, 6の場合はディーラーのバースト確率は40%と言われています。
高確率でバーストするので、ダブルダウンが成功する確率は高いです。
ダブルダウンしない方がいい場面
▼プレイヤーのハンドが12以上の場合
プレイヤーのハンドが12以上の場合は、バーストしてしまう確率が高いのでダブルダウンは控えましょう。
10を引くと即バーストで、10のカードの出現率が最も高いため、ベットを倍にするダブルダウンはリスクが大きすぎます。
▼ディーラーのアップカードがAの場合
ディーラーのアップカードがAの場合は、ブラックジャックが成立しやすいためダブルダウンはしない方がいいです。
プレイヤー側のハンドが強くても、負けか引き分けの可能性が高いのでディーラーが「A」を持っているときはダブルダウンは避け、最悪サレンダーも視野に入れましょう。
サレンダーを行えば、当該ゲームは負けになりますがベット額の半分が返ってきます。
ダブルダウンとスプリットの違い
ブラックジャックにはスプリットというアクションがあります。
▼スプリットとは?
スプリットとは、最初に配られた2枚のカードが同じ数字の場合に選択できるアクションで、同じベット額を払ってハンドを2つに分けるアクションです。
スプリットでハンドを2つに分けることで、勝利金を増やし負け金を軽減する効果があります。
ブラックジャックでは、スプリット選択後にダブルダウンを選択することができない場合が多いので注意が必要です。
ブラックジャックのアクション一覧
ここからは、ブラックジャックで遊ぶときに覚えておくべき用語について解説します。ダブルダウンを理解するためには、ヒットやスタンドというアクションとの違いをおさえておきましょう。
ブラックジャックでは、次の6つのアクションが重要となります。
【ヒット (Hit)】
ヒットとは、追加で1枚カードを引くアクションのことを指します。ブラックジャックでは合計値が21になるようにカードを引くことが重要ですので、ヒットが基本アクションとなります。
【スタンド (Stand)】
スタンドとは、これ以上追加でカードを引かないと宣言することを指します。追加でカードを引いてしまうと21を超えそうな状況でスタンドを選ぶことが重要です。
【ダブルダウン (Double Down)】
ダブルダウンとは、追加で1枚だけカードを引くことを条件に、賭け金を2倍にするアクションを指します。
ダブルダウンを宣言するとこれ以上ヒットすることはできませんが、勝利したときに通常の2倍の配当が獲得できます。 ダブルダウンが効果的な状況については、後ほど解説します。
【スプリット (Split)】
スプリットは、自分のハンドに同じ数字のカードが2枚配られたときにできるアクションのことを指します。ディーラーのハンドが弱く、自分のハンドが強い状況でスプリットを宣言すると効果的です。
【インシュランス (Insurance)】
インシュランスとは、ディーラーのカードがAや10, J, Q, Kのときにベット額の半分を追加することで宣言できるアクションを指します。
もしディーラーのカード合計値が21だった場合、インシュランスで払った額の2倍の配当を獲得できます。
しかし、インシュランスは成功確率が低いため基本的には選んではならないアクションです。ベーシックストラテジーでもインシュランスを選ぶ状況はありません。
【サレンダー (Surrender)】
サレンダーとは、ディーラーのカードが強いと判断したときに、勝負をあきらめてベット額の半分を受け取ってゲームを降参するアクションのことを指します。
オンラインカジノのブラックジャックではサレンダーが宣言できるルールはほとんどないため、このアクションはあまり重要視されていません。
ブラックジャックのダブルダウンまとめ
ブラックジャックのダブルダウンとは、追加で1枚だけドローする代わりにベット額を2倍にできるアクションのことです。
本記事では、ブラックジャックでダブルダウンが有効にはたらく状況について解説し、メリットやデメリットについてまとめました。
是非ブラックジャックを楽しむ際の参考にしてみてください。