フラワーベット法ガイド | 使い方・攻略法・実践レビュー

フラワーベット法

ルーレットのベット方法で最も有名と言われているのが「フラワーベット法」です。
プロギャンブラーもルーレットでこのフラワーベット法を活用してます。

フラワーベット法はシンプルな戦略でありながら、最大配当144倍が狙える爆発力を兼ね備えているところが人気の秘訣です。
ルーレットをよくプレイする方はぜひ知っておきたい攻略法です。

そこで、この記事ではルーレット攻略法のひとつであるフラワーベット法の使い方や勝率、配当について触れながら、シミュレーションの結果やメリット・デメリットについて徹底解説します!

フラワーベット法とは?

はじめに、そもそもフラワーベット法はどのような賭け方なのかを簡単に説明していきます。

チップを9カ所に置いていく戦略

フラワーベット法

フラワーベット法は、ルーレットのインサイドベッドエリアを使用した手法です。

そのため、オンラインカジノでも人気が高いバカラやブラックジャックでは利用できません。

以下の流れでフラワーベット法はチップを置いていきます。

■プレイ方法

  1. まずはストレートアップから本命となる数字をひとつ選びチップを置く
  2. ストレートアップで選んだ数字の上下左右に4枚のチップを置く
  3. ストレートアップした数字の角に4枚のチップを置く

ストレートアップで選んだ本命となる数字の上下左右4角にチップを置くため、2と35は選択できません。

最初に選択できる数字は『5、8、11、14、17、20、23、26、29、32』のいずれかの数字ひとつだけです。

たとえば、本命となる数字に「8」を選んだとします。

上下左右に4枚のチップを置くので「8-9」「8-5」「8-7」「8-11」にベットすることになります。

その後、数字の4角にチップを置いていくので、「8-6-5-9」「8-9-12-11」「8-7-10-11」「8-7-4-5」にもベットすることになります。

これでフラワーベット法の配置は完了です。ベットするとまるで花が咲いているかのように見えるため、この名が付けられました。

本命となる数字をストレートアップからひとつ選び、その周りに合計8枚のチップをベットしていくと覚えれば簡単です。

賭ける金額は好きに設定できますし、やめるタイミングなどもとくに決められたルールはありません。

そのため、自分の資金力や目的に応じて好きに調整できるという利点があります。

フラワーベット法の配当は3パターン!

フラワーベット法で数字が当選した場合の配当は、全部で3パターンあります。以下の表では、上記でご紹介したやり方で23を本命数字としたときの配当をまとめました。

【フラワーベット法の当選数字と配当の関係】

当選数字 配当
真ん中の本命数字(23) 144倍
上下左右の数字(20、22、24、26) 36倍
四隅の数字(19、21、25、27) 9倍

まず、本命数字が当選した場合、ストレートアップ(36倍)1つとスプリットベット(18倍)4つ、コーナーベット(9倍)4つが的中したことになり、配当は合計で144倍になります。

次に、上下左右の数字が当選した場合、スプリットベット(18倍)1つとコーナーベット(9倍)2つが的中したことになるので、配当は合計36倍です。

最後に、四隅の数字が当選した場合はコーナーベット(9倍)1つ分のみなので、得られる配当は9倍になります。

四隅の数字に当選した場合はベット額と同じ配当なので損益は±0ですが、上下左右の数字または本命数字に当選すると大きな利益に期待できます。

配当は9倍から144倍

フラワーベット法の配当は9倍、36倍、144倍のなかのいずれかです。

当たった数字により配当が変わるというのが大きな特徴でもあります。

前述した本命の数字を「8」にした場合は、的中する数字と配当は以下の通りです。

■的中する数字と配当

  • 9倍⇒コーナーベット「4、6、10、12」
  • 36倍⇒コーナーベットとスプリット「5、7、9、14」
  • 144倍⇒「8」

本命の8が的中した場合は上下左右のスプリットが4カ所で72倍、四隅のコーナーベット9倍が4カ所で36倍、これらをすべて足して144倍ということになります。

1回のベットで賭ける金額は9単位なので、9倍の配当が的中したら払い戻しはイーブンということになります。36倍と144倍が的中すれば大きな収支を獲得できます。

また、各配当ごとの当たる確率は以下の通りです。

■各配当ごとの当たる確率

  • 9倍⇒10.8%(4/37)
  • 36倍⇒10.8%(4/37)
  • 144倍⇒2.7%(1/37)

9倍と36倍はどちらも37分の4で的中するため、確率はそれぞれ約10%。

注目の144倍は37分の1で的中するため確率は約3%になります。

この的中率を見てもわかる通り、フラワーベット法は的中率が低いです。

通常時の損失を1回のゲームで大きく取り戻すという賭け方なので、的中率が低いということは覚えておきましょう。

フラワーベット法の勝率と利益

フラワーベット法の勝率と利益

フラワーベット法は1セットで合計9個の数字にベットしますが、カバーしている数字が少ないので当選確率は少し低めになっています。しかし、本命数字に当選したときの利益は非常に大きく、一攫千金の夢が狙える攻略法として人気なのです。

ここでは、フラワーベット法の勝率や利益について解説します。

当選確率は約24%、勝率は約14%!

フラワーベット法では9個の数字にベットするので、1ゲームあたりの当選確率は9 ÷ 37 × 100 = 24.3… ≒ 約24%です。したがって、およそ4回に1回はフラワーベット法でベットした何かしらの数字に当選することになります。

ただし、9個の数字の中で当選して利益が出るのは5個なので、勝率は5 ÷ 37 × 100 = 13.5… ≒ 約14%となることに注意しましょう。勝率14%は他の攻略法に比べてかなり低い数値に感じるかもしれませんね。

利益は最大135倍の破壊力!

フラワーベット法では1ゲームあたり9$をベットするので、配当との差額が利益になります。フラワーベット法で得られる利益について、以下の表にまとめてみました。

【9$ベットの場合の配当と利益】

当選数字 配当($) 利益($)
真ん中の本命数字 144 135
上下左右の数字 36 27
四隅の数字 9 0

得られる配当は最低でも9$なので、数字が当選すれば負けることはありません。また、フラワーベット法では最高144倍の配当が得られるので、1ゲームで最大135倍の利益が狙えます!

フラワーベット法は勝率が低いことが懸念材料ですが、その代わり一攫千金の高額配当が狙える攻略法となっています。

【ルーレット攻略法】フラワーベット法の使い方

フラワーベット法のやり方と配当

フラワーベット法はルーレットで使える戦略的なベット方法のひとつです。シンプルなやり方なので初心者でもわかりやすく、一度やってみると忘れてしまうことはないかと思います。自分の好きなタイミングや勝負どころなどでいつでも活用できるでしょう。

ここでは、フラワーベット法の使い方について解説していきます。

必ずヨーロピアンルーレットを使う

フラワーベット法

現在のルーレットには、大きく分けて「アメリカンルーレット」と「ヨーロピアンルーレット」の2つの系統があります。

最大の違いは「0」の数。

アメリカンルーレットには「0」と「00」の2種類のゼロがあるものの、ヨーロピアンルーレットには「0」しかありません。

ルーレットのインサイドベッドエリアを使用するフラワーベット法においては、この「0」の数の違いは大きな差が生まれます。

前述したようにフラワーベット法はただでさえ勝率の低い賭け方になりますので、絶対に勝てない数字があるアメリカンルーレットよりも、ヨーロッパスタイルで勝負をした方が良いです。

期待値はアメリカンが94.7%ヨーロピアンが97.3%です。

数字で見ると大差はないように感じるかもしれませんが、確率的に考えれば負ける金額は2倍以上の差が出てきます。

というわけで、必ずフラワーベット法でルーレットをしようと考えている方は、ヨーロピアンルーレットを選択するようにしましょう。

フラワーベット法のやり方は3ステップで完了!

それでは早速、フラワーベット法のやり方を見ていきましょう!フラワーベット法は非常にシンプルな攻略法で、わずか3ステップで完了します。

ステップ①:本命数字にストレートアップでベットする
まずは、両端の2と35を除いた中段にある数字の中から本命数字を1つ決めます。

ステップ①

画像では「23」を本命数字としており、その数字に対してストレートアップでベットします。

ステップ②:四隅の数字にコーナーベットする
本命数字が決まったら、その数字の四隅に対してコーナーベットします。

ステップ②

23を本命数字とした場合、「19、21、25、27」に対してコーナーベットします。

ステップ③:上下左右の数字にスプリットベットする
最後に、上下左右の数字に対してスプリットベットすると、フラワーベット法は完了です。

ステップ③

本命数字が23の場合は、「20、22、24、26」に対してスプリットベットします。

フラワーベット法が完了すると以下のようなチップの置き方になります。

チップの置き方

このチップの配置が花びらのように見えることから、フラワーベット法と名付けられています。可愛いネーミングとは裏腹に、本命数字に当選したときはかなりの高額配当に期待できます!

フラワーベット法の実践シミュレーション

フラワーベット法の実践シミュレーション

フラワーベット法を実践するにあたって、「実際にどれだけ勝てるのか?」が気になるところです。フラワーベット法はギャンブル性が高い戦略なので、勝てるときと負けてしまうときの差が激しいことが予想されます。

ここでは、フラワーベット法を用いてルーレットを50ゲーム実践したシミュレーションした結果をご紹介します。フラワーベット法を活用した一例として、参考程度に見ていただけると幸いです。

使用したゲームはNETENT社の『European Roulette』で、本命数字を「23」として9$ベットでゲームを進めました。

それでは、早速50ゲームのシミュレーション結果を見てみましょう!

【フラワーベット法を50ゲームでシミュレーションした結果】

ゲーム数 勝敗(当選数字) 損益($) 累計損益($) ゲーム数 勝敗 損益($) 累計損益($)
1 25 0 0 26 -9 +189
2 -9 -9 27 -9 +180
3 -9 -18 28 -9 +171
4 -9 -27 29 -9 +162
5 -9 -36 30 -9 +153
6 -9 -45 31 -9 +144
7 -9 -54 32 -9 +135
8 23 +135 +81 33 -9 +126
9 21 0 +81 34 24 +27 +153
10 20 +27 +108 35 -9 +144
11 -9 +99 36 -9 +135
12 -9 +90 37 -9 +126
13 -9 +81 38 -9 +117
14 -9 +72 39 21 0 +117
15 27 0 +72 40 -9 +108
16 -9 +63 41 -9 +99
17 -9 +54 42 -9 +90
18 23 +135 +189 43 23 +135 +225
19 20 +27 +216 44 -9 +216
20 -9 +207 45 -9 +207
21 -9 +198 46 -9 +198
22 -9 +189 47 -9 +189
23 22 +27 +216 48 -9 +180
24 -9 +207 49 25 0 0
25 -9 +198 50 26 +27 +207

フラワーベット法で50ゲームを実践した結果、最終損益で+207$の利益を出すことに成功しました!当選確率は13 ÷ 50 × 100=26%、勝率は8 ÷ 50 × 100=16%となり、理論値よりも2%ほど上振れています。
大きく勝利できた最大の要因は50ゲーム中に本命数字が3回も当選したことで、本命数字が複数回当選するとかなり楽にゲームを進めていけます。フラワーベット法では本命数字をどれにするかが最も大切で、実践前に空回しをしてルーレットの出目を観察したほうが良いでしょう。

フラワーベット法の3つのメリット

フラワーベット法の3つのメリット

ここからは、フラワーベット法を使うメリットを紹介していきます。

  • 初心者でも簡単
  • 大きな配当を得られる可能性がある
  • 本命以外でも当たれば配当を得られる

初心者でも簡単

オンラインカジノのベッティングシステムにはマーチンゲール法、オスカーズグラインド法などさまざまなものがありますが、フラワーベット法はそのなかでもも最も簡単な手法です。

賭け方は上記で詳しく説明していきましたが、最初に本命の数字と賭け金を決めてベットするだけなので、上級者でも初心者でも誰でも簡単に賭けることができます。

また、ゲームを継続するかここでやめるかも自分で決めることができるため、資金力に応じて楽しめます。

他のベッティングシステムを利用する場合、ここまでは賭け続けなければいけない、途中でやめては損をするだけ、前に賭けた額の2倍を賭けなければいけないなど、さまざまなルールがあります。

一方で、フラワーベット法は本命を決めた後は周囲の8カ所にチップをベットするだけなので、あまり深く考えずにルーレットを楽しむことができるのです。

大きな配当を得られる可能性がある

通常通りにルーレットを楽しんでいる場合の最大配当はストレートベットの36倍です。

しかし、フラワーベット法を利用すればそれを144倍まで上げることができるため、大きな配当を得られる可能性があるという大きなメリットがあります。

オンラインカジノのなかでも一撃で144倍という大きな配当を得られるゲームは少ないため、一気に大きな額の収益を上げたいと考えている方にはとくにおすすめの方法であるといえるでしょう。

本命以外でも当たれば配当を得られる

本命が当たれば144倍という大きな配当が得られるフラワーベット法ですが、それ以外でも当たれば9倍と36倍の配当を得ることができます。

リスクとリターンのバランスがいいというのがフラワーベット法のメリットで、仮に本命でなくても当たれば賭け金をペイできるというのは魅力です。

もちろん本命が当たれば大きいですし利益も得られるのですが、仮に外れても利益を得られる保証があります。

そのため、大きな損をし続けることなく楽しめる賭け方であるといえるでしょう。

フラワーベット法の3つのデメリット

フラワーベット法の3つのデメリット

ここからは、フラワーベット法を使うデメリットを紹介していきます。

  • 勝率が高くない
  • 資金力が必要
  • 多用できる賭け方ではない

勝率が高くない

フラワーベット法の最大のデメリットは、勝率が高くないという点です。

37個ある数字のうち9個に賭けるため、勝率は24.3%。

4ゲームに1回勝てればいいというくらいの勝率になるため、連敗が続く時は続きます。

もちろんメリットの項目でも伝えた通り、1回でも勝てば大きな配当を得られる賭け方ではありますが、そもそも勝つことが難しいというデメリットがあることは忘れてはいけません。

そのため、勝てなければ退屈だという方や、低い勝率のゲームを続けていると飽きてしまうという方には向いていない賭け方であるといえます。

資金力が必要

フラワーベット法を使うには、ある程度のまとまった資金が必要です。

前述したように勝率が低い賭け方なので、当たるまでにある程度の時間を要する場合があります。

その時、持っている資金が乏しければ一度も当たらずに中断しなければいけないという事態に陥ってしまうかもしれません。

ある程度のまとまった資金があれば当たるまで続けることができるので、負けが続いても問題ないくらいは事前に用意しておくようにしましょう。

多用できる賭け方ではない

前述した勝率の低さと資金力の観点から、フラワーベット法はあまり多用できる賭け方ではないということがわかるかと思います。

あまりに長く単独で使っていると、負けが続いて資金が不足してしまいます。

もちろん144倍の配当が当たれば資金的には楽になりますが、そうそう何度も当たるわけではありません。

低い勝率から連敗することも珍しくない賭け方なので多用は危険です。

しかし、なかなかリスキーな賭け方ではあるものの、同じ額を賭けていれば、14連敗までなら本命に当たった瞬間にすべての負債がチャラになり利益が出ます。

このように、一度でも本命を当てることができれば利益を生み出すことができるというメリットもありますので、慎重かつ大胆な采配が求められます。

まとめ:フラワーベット法は最大144倍率!ルーレット最強の攻略法

フラワーベット法の正しいやり方とメリットデメリットを紹介してきました。最後に要点をまとめると…

  • 必ずヨーロピアンルーレットを使う
  • ストレートアップから本命を選び上下左右に8カ所チップを配置する
  • 当たった数字により9倍、36倍、144倍の配当を得ることができる
  • 初心者でも簡単に賭けることができる手法
  • 勝率は24.3%とあまり高くないのである程度の資金力は必要

オンラインカジノでも人気が高いルーレットの必勝法であり、的中率と配当のバランスが絶妙なフラワーベット法。

初心者だけではなく上級者も利用する手法ですが、ある程度の資金を持っていなければいけないため、まずは様子見で始めてみることをおすすめします。

勝率の低さからあまり多用できる手法ではありませんが、ルーレットの必勝法として昔から注目されている手法なので、ぜひ試してみてください。

ルーレットの攻略法7選