ダブルチャンス(ダブルベット)は、ブックメーカーの賭け方の中で最も高い勝率を期待できるベット手法の1つです。
初心者向けの賭け方と紹介されることが多いですが、経験豊富な上級プレイヤーの中にもダブルチャンスを愛用している方が多いのも特徴です。
しかし、他のギャンブルにはない賭け方なので「賭け方の意味が分からない」「メリットやデメリットを知りたい」「効果的な使い方を知りたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで!
誰でも気軽にダブルチャンスを使って稼げるように
- ダブルチャンスの基本的な賭け方
- 特徴、注意点、有効な使い方
それぞれわかりやすく解説していきます!
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目次
ブックメーカーのダブルチャンスの仕組み
まず、ダブルチャンスの意味や的中パターン、配当などの基本的な仕組みを理解しましょう。
ダブルチャンスの勝率は3分の2
ダブルチャンスはその名の通り、3つの賭けの中から2つを選択して予想する賭けです。
選択肢は「ホームの勝利または引き分け」「アウェイの勝利または引き分け」「ホームまたはアウェイの勝利」の3つがあります。
画像は、サッカーの天皇杯決勝戦のオッズで、勝利パターンは以下の3つです。
- 甲府(ホーム)の勝ちまたは引き分け
- 広島(アウェイ)の勝ちまたは引き分け
- 甲府(ホーム)・広島(アウェイ)の勝利
ブックメーカーでは、中立地で試合が行われる場合には左側のチームがホーム、右側のチームがアウェイ扱いになります。
また、このように1、2と表記しているブックメーカーもありますが、この場合は1がホーム(画面左)、2がアウェイ(画面右)ですので、間違えないようにしましょう。
画像では、
- 「1引き分け」がホームの勝ちまたは引き分け
- 「12」がホームまたはアウェイの勝ち
- 「2分」がアウェイの勝ちまたは引き分け
という意味になります。
サッカーの試合は勝ち・負け・引き分けの3つがありますが、ダブルチャンスは2つに賭けるため勝率が3分の2(約66%)と高勝率を狙える点が特徴です。
ダブルチャンスに賭けられるスポーツ
ダブルチャンスは、サッカー以外に勝ち・負け・引き分けの3パターンが発生するスポーツで有効です。
テニスやバスケットボールのように、必ず勝敗の決着がつくスポーツではダブルチャンスはありません。
■引き分けがあるおもなスポーツ
サッカー、アイスホッケー、クリケット、ハンドボール、ラグビーなど
■アイスホッケーのダブルチャンス
ただし、ブックメーカーでダブルチャンスに賭けられるのはサッカーがメインで、あとはアイスホッケーのNHLぐらいです。
他のスポーツでダブルチャンスが出てくることはまれなので、ダブルチャンスで賭けたい場合はサッカーを選べば間違いありません。
ドローノーベットの違い
ダブルチャンスとよく似た賭け方に、ドローノーベット(DrawNoBet)があります。
日本語で「引き分け返金」とも呼ばれる賭け方ですが、こちらは引き分け時に賭け金が返金される点がダブルチャンスと異なります。
■ダブルチャンス
■引き分け返金
ダブルチャンスは的中パターンが2通りですが、引き分け返金は1パターン+返金という変則的な形になっているため、オッズが若干高くなっています。
▼ダブルチャンス以外の賭け方の詳細▼
ブックメーカーの賭け方を初心者にもわかりやすく徹底解説!
ブックメーカーでダブルチャンスを使うメリット
次に、ブックメーカーでダブルチャンスを使うメリットを解説します。
ダブルチャンスは手堅く稼げる
ダブルチャンスは2つの項目へ同時に賭けられるため、勝率が高くなります。
単純計算でも勝率は約66%(3分の2)ですが、予想を厳選するとさらに勝率アップが可能です。
サッカーの試合を例に考えてみましょう。
サッカーは得点が入りにくいスポーツです。
実力差があっても、シュートがことごとくバーに弾かれたり、キーパーの正面に飛んだり、格下チームが超ディフェンシブなシステムで戦うなどで、一方的に攻めているのに得点が入らないことがよくあります。
そして、「ホームで格下に痛恨の引き分け」という結果に終わることも珍しくありません。
そのような時に、マネーラインなら不的中ですが、ダブルチャンスなら引き分けでも的中です。
ブックメーカーのマネーラインは初心者におすすめの賭け方|計算方法や具体例、メリット・デメリットを解説
「オッズが低くても絶対に負けたくない」という人には、おすすめの賭け方といえます。
格下チームの高配当を狙える
ダブルチャンスの勝率の高さを利用して、手堅く勝ちを狙う以外の使い方もあります。
こちらの画像をご覧ください。
UEFAチャンピオンズリーグのドルトムント(ホーム)vsマンチェスターシティ(アウェイ)のオッズです。
実力はマンチェスターの方が上ですが、ドルトムントのホームで試合が行われるため、圧倒的な得点差にはなりにくいと予想できます。
しかし、さすがにドルトムントが勝利するのは難しいとブックメーカー側が判断しており、ドルトムントのマネーライン(フルタイム結果)はオッズが4.75と高めです。
ブックメーカーのオッズのつけ方は優秀なので、オッズが4.75だと勝つのはかなり難しいと考えられます。
そこで、「ドルトムントはホームだと強いから、シティ相手に勝つのは難しくても引き分けならいけるかもしれない」と予想してダブルチャンスに賭ければ、オッズ2.25とそれなりの高配当を狙えるのです。
このように、「サポーターの応援が熱狂的で、ホームだとめちゃくちゃ強い」「アウェイだけど、実力は上だし対戦相手との相性も良い」といったデータを分析をすると、多少実力差があったりアウェイでも、ダブルチャンスを使って高オッズを狙えます。
ブックメーカーでダブルチャンスを使うデメリット
メリットに続いては、ブックメーカーでダブルチャンスを使うデメリットを解説します。
マネーラインよりもオッズが低い
ダブルチャンスは、3つの選択肢から2つを予想するため、必然的にオッズが低くなります。
特に、圧倒的に優勢と判断されているチームなら、ダブルチャンスのオッズが1.1を切ることも普通にあります。
画像でバイエルン・ミュンヘンのダブルチャンスに賭けると、オッズが1.071ですから100ドル賭けて的中しても107.1ドルの払い戻しで、利益は7.1ドル(1ドル145円で約1,030円)しかありません。
「100ドルをリスクに晒してリターンが10%以下では満足できない」という方にとっては、ダブルチャンスは割に合わない賭け方といえるでしょう。
オッズが低いので負けると損失を取り戻すのに時間がかかる
ダブルチャンスは、格上チームに賭けると的中しても利益が少ないため、損失を取り戻すのに時間がかかるというデメリットがあります。
たとえば、「低リスクでもいいから確実に儲けたい」とダブルチャンスに賭け続けたとしましょう。
スポーツは人間同士が行いますので、どんなに有利とされているチームでも試合に負けることはあります。
もし、ダブルチャンスのオッズが1.1倍に賭けて負けると、損失を取り戻すのに同じオッズで10連勝しなければいけません。
オッズが1.05倍なら、20連勝でやっと資金が元に戻ります。
したがって、ダブルチャンスは1試合だけなら高勝率でも、継続して稼ぎ続けることは意外と難しいということを理解しておきましょう。
ブックメーカーでダブルチャンスを効果的に使うベット方法
ダブルチャンスのメリットとデメリットについてはお分かりいただけたと思います。
ここでは、実戦でダブルチャンスを効果的に使う方法について解説していきます。
複利で稼ぐ低オッズ転がし
実力差がある試合で格上チームに賭ければ、そう簡単に負けることはありません。
ダブルチャンスは保険をかけたベット方法ですから、引き分けに終わった場合でも的中です。
そのメリットを利用して、格上チームのダブルチャンスに賭け続けて複利で増やしていくという方法があります。
「低オッズ転がし」ともいわれる手法で、成功すれば定額で賭け続けるよりも資金の増え方が早くなります。
オッズ1.1倍で100ドルの定額ベットと複利で回していく場合の資金の増え方を比較してみましょう。
■100ドルの定額ベット(単利)
連勝数 | 賭け金 | 払い戻し | 残高 |
---|---|---|---|
1 | $100 | $110 | $110 |
2 | $100 | $110 | $120 |
3 | $100 | $110 | $130 |
4 | $100 | $110 | $140 |
5 | $100 | $110 | $150 |
6 | $100 | $110 | $160 |
7 | $100 | $110 | $170 |
8 | $100 | $110 | $180 |
9 | $100 | $110 | $190 |
10 | $100 | $110 | $200 |
■低オッズ転がし(複利)
連勝数 | 賭け金 | 払い戻し | 残高 |
---|---|---|---|
1 | $100 | $110 | $110 |
2 | $110 | $121 | $121 |
3 | $121 | $133 | $133 |
4 | $133 | $146 | $146 |
5 | $146 | $161 | $161 |
6 | $166 | $177 | $177 |
7 | $177 | $195 | $195 |
※小数点は四捨五入
1.1倍に定額ベットを続けると資金を2倍にするためには10連勝が必要ですが、複利なら7連勝で約2倍になります。
試行回数を増やせば、さらに差が広がっていきます。
このように複利を使えば、少額からでも効率よく資金を増やすことが可能です。
ただし、定額ベットなら負けても資金は残りますが、複利の場合は払い戻された金額を次の試合へすべて賭けるので、1回負けるとこれまで積み重ねてきた利益をすべて失う点に注意してください。
複利で増やす場合には、
- 5連勝でリセットして最初から始める
- アカウント残高すべてを賭けるのではなく、少額から始める
- レアルマドリードやバイエルンミュンヘンなどビッグクラブのホームゲーム限定で使う
など、ルールを設定してそれを厳守するようにしましょう。
オッズ差が少ない試合で勝率をアップさせる
ダブルチャンスのメリットでも解説しましたが、ダブルチャンスは互角、やや優勢(劣勢)といった試合でも使えます。
ビッグクラブ・強豪国同士の対戦、自分の予想にはっきりと自信が持てない時などは、オッズが下がってもダブルチャンスを使うと3分の2の確率で当たります。
無理にマネーラインで外して後悔するよりは、ダブルチャンスで期待値を上げる方が有効といえます。
高額ベットで大きな利益を狙う
この方法は、ハイリスクローリターンな賭け方なので、使用する場合には、十分な分析を行って絶対的な自信がある試合のみに使ってください。
サッカーは得点が入りにくいスポーツではありますが、圧倒的な実力差があるチームの対戦なら、引き分けはあっても格上チームが負けることは考えられないと予想し、格上チームのダブルチャンスに高額をベットするという方法です。
たとえば、ダブルチャンスのオッズが1.03でも、5,000ドルを賭けて的中すれば5,150ドルが払い戻されるので150ドル(1ドル145円で約22,000円)の利益が出ます。
万が一予想が外れると5,000ドルを失うため、あまりおすすめできる賭け方ではありませんが、「どうしても資金を増やしたい」という場合にはこうした考え方もあります。
引き分け返金(ドローノーベット)を使う
ダブルチャンスは、「オッズが低くても手堅く勝ちたい」「予想に自信がない、微妙な試合なので勝率をできるだけ上げたい」とリスクヘッジで使われることが多い賭け方です。
同じ考え方のベット方法に、引き分け返金(ドローノーベット)があります。
ドローノーベットは引き分け時に賭け金が返金されるので、ダブルチャンスのように資金は増えませんが、勝利時のオッズは高くなります。
保険としてダブルチャンスを使いたいときには、ドローノーベットという選択肢も有効といえるでしょう。
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bet365の良い&悪い評判や口コミを大公開!ボーナス情報の詳細や入出金方法もわかりやすく解説!まとめ|ダブルチャンスは手堅く稼ぎたい人におすすめの賭け方
今回は、ブックメーカーでのダブルチャンスをテーマに、賭け方の意味や配当、メリット・デメリット、有効な利用方法などを解説してきました。
ダブルチャンスは勝率の高さが魅力ですから、複利で増やしたり、試合を厳選して高額ベットで勝負するなど、上手く使えばかなり強力な武器になります。
また、ブックメーカーを始めたばかりの初心者の方なら、まずはダブルチャンスで資金が増える喜びを体験するのもいいでしょう。
ただし、万能な賭け方はないので、欠点をよく理解して自分に合った使い方を見つけましょう。