マネーラインの画像
UPDATE:2023.04.25
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ブックメーカーのマネーラインは初心者でも稼げるベット方法

ブックメーカー基本情報
ishi
執筆者:前田修也

大学ではスポーツ科学を専攻。卒業後ヨーロッパへ渡り某ブックメーカーへ就職。約8年間働いた後、現在はオッズや試合予想について日々研究しながらライターとしても活動中。

ブックメーカーには様々な賭け方がありますが、その中で最もシンプルで分かりやすいベット方法がマネーラインです。

マネーラインは試合の勝敗を予想するだけ

そのためマネーラインを使えばブックメーカーに登録したばかりの初心者の方でも簡単に楽しめます!

また、好きなチーム(選手)にマネーラインで賭ければ、試合観戦の楽しみも倍増すること間違いなし。

ここでは、マネーラインの仕組みや特徴に加えてデメリットを解消する方法などを解説します。



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目次

ブックメーカーのマネーラインの仕組み

まず、マネーラインの仕組みや賭け方、表示方法などを理解しましょう。

マネーラインの仕組み

サッカーのマネーライン
野球のマネーライン

マネーラインは、試合の勝敗を予想する賭け方で、サッカー、テニス、野球、バスケットボール、格闘技などあらゆるスポーツに登場します。

基本的には勝ちと負けの2択ですが、サッカーのように引き分けがあるスポーツの場合は3択になります。

ブックメーカーの中で最も王道の賭け方ですので、初心者の方でも画面を見ただけで迷うことなく直感的に意味を理解できる点がメリットです

マネーラインの具体例

ブックメーカーによっては、マネーラインの表記が異なる場合がありますが、以下はすべて同じ意味です。

■勝者
マネーラインの具体例

■試合勝者
マネーラインの具体例試合勝者

■勝利チーム
マネーラインの具体例勝利チーム

日本語化されているブックメーカーでは、「勝者」「勝利」と訳されていますが、一番上に表示されているものがマネーラインと覚えておけば大丈夫です。

マネーラインの配当

マネーラインの配当は簡単で、賭け金x配当=払戻金となります。

例えばマネーラインのオッズが2.50のチームに100ドルかけて、予想が的中すると100×2.5=250ドルが払い戻されます。

ブックメーカーには、ハンディキャップやダブルチャンス、引き分け返金(ドロー・ノーベット)など様々なオッズ(賭け方)があるので、初めてブックメーカーの画面を見た方だと意味が分からず戸惑うこともあるかと思います。

その点、マネーラインはシンプルに勝敗を予想するだけなので、的中時の配当金も簡単に計算できます。

マネーラインと1×2ベットの違い

ブックメーカーによっては、マネーラインラインの代わりに「1×2」と表記されているところがあります。

マネーラインと1x2ベットの違い

1×2の見方は、1が左側のチーム(ホーム)、2が右側のチーム(アウェイ)となります。

画像ではチーム名が表示されていますが、海外ブックメーカーの中には「1」「2」と数字だけしか表示されていないところがあります。

その場合は、左が1、右が2と覚えておきましょう。

▼マネーライン以外の賭け方について▼
ブックメーカーの賭け方を初心者にもわかりやすく徹底解説!

ブックメーカーのマネーラインのメリット

次に、マネーラインのおもなメリットを解説します。

ほぼすべてのスポーツにある

サッカーや野球のように勝敗を競うスポーツでは、ほぼすべての試合でマネーラインがあります。

したがって、マネーラインの賭け方や意味さえ知っていれば、初心者の方でもブックメーカーでのベットを楽しめます。

競馬やゴルフのように順位を予想するスポーツでは、少し賭け方が異なりますが、マネーラインの意味が分かっていれば、これらもすぐに理解できます。

初心者でも気軽に賭けられる

ブックメーカーではマネーライン以外にも、豊富なオッズ(賭け方)を提供しています。

■スポーツベットでよく出てくる賭け方
ハンディキャップ(アジアン、ヨーロピアン)、得点数(オーバー/アンダー)、BTTS(両チーム得点)、アウトライトなど

これらの賭け方は、分かってしまえば決して難しいというわけではないのですが、スポーツベットに慣れるまでは手を出さない方がいいでしょう。

特にハンディキャップに関しては、賭けの意味を誤解すると「的中したと思ったのに、外れになってる」「払戻金が思っていたよりも少ないのはなんで?」といったこともありえます。

その点、マネーラインなら賭けの意味を誤解することはありません。

▼スポーツベットの賭け方について詳しくはコチラ▼
スポーツベットの賭け方の全てを初心者の方にもわかりやすく徹底解説!

配当金を簡単に計算できる

マネーラインの配当金はすでに解説したとおり、ベット額xオッズというシンプルな計算式なので、複雑な計算が不要です。

こちらの画像をご覧ください。
ベット額xオッズ
3ウェイ・ハンディキャップ

これは、アジアンハンディキャップとヨーロピアンハンディキャップという賭けですが、初心者の方なら、どう賭ければいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。

このような賭けを予想することもブックメーカーの醍醐味ではあるのですが、まずはマネーラインで気軽にスポーツベットを楽しむことから始めましょう。

マネーラインのデメリット

マネーラインはシンプルな賭け方ですが、その分デメリットもあります。

実力差があるとオッズが低くなる

マネーラインは勝敗を予想するだけなので、対戦チーム間(選手間)に力の差がありすぎると必然的にフェイバリットのオッズが低くなりすぎます。


■フェイバリットとアンダードッグとは?
フェイバリット(Favorite)とは格上のチーム(選手)のことで、オッズが低い方を指します。
アンダードッグ(Underdog)とは格下のチーム(選手)のことで、オッズが高い方を指します。
ブックメーカー用語として使われることが多いので、覚えておきましょう。

フェイバリットとアンダードッグ

こちらは、テニスの試合のマネーラインですが、両選手に実力差がありすぎるため、オッズが1.18とかなり低くなっています。

仮に100ドルを賭けて的中しても、払い戻しは118ドルですから、ちょっと物足りない気がしますね。

実力差が大きいと格下のベットが的中しにくい

マネーラインは、実力差が大きい試合だと、格下の的中率が極端に低くなってしまうというデメリットがあります。

例えば、テニスで格下選手が1セットを取ったり、サッカーで格下チームが先制点を取り前半をリードして終わる、という状況になったとしても、最終的には格上チームが勝利する場合がほとんどです。

したがって、実力差が大きい場合には、高配当を狙い格下チームに賭ける→途中までリードしていたのに最終的に逆転負けした、という悔しい思いをすることが多くなってしまいます。

サッカーのように3択だと当てるのが意外と難しい

マネーラインは賭け方がシンプルなため、簡単に的中できそうな気がします。

しかし、両チームの力が拮抗していたり、サッカーのように引き分けがあるスポーツでは、高勝率を上げ続けるのは思ったほど簡単ではありません。

「この選手やチームの方が有名だから」といった単純な理由でベットを続けていると、勝率が安定しません。

ある程度スポーツベットに慣れてきたら、データ分析を行ったり、選手の調子や怪我などのコンディションなども考慮して予想するようにしましょう。

【ブックメーカー初心者向け】サッカーの賭け方を超わかりやすく徹底解説!

マネーラインのデメリットを補う方法

マネーラインのメリットとデメリットについては、お分かりいただけたと思います。

ここでは、マネーラインのデメリットを補う方法をいくつか提案していきます。

ハンディキャップを使う

何度か触れましたが、ブックメーカーにはハンディキャップという賭け方があります。
例えばサッカーで実力差があるチーム同士の対戦では、マネーラインに賭けてもオッズが低く、あまりうま味があるとはいえません。

そこで、格上チームにマイナスハンデをつけるのです。

こちらの例をご覧ください。
格上チームにマイナスハンデをつける

サッカーのUEFAチャンピオンズリーグ「パリサンジェルマン対マッカビハイファ」の試合ですが、パリのホームで実力差が大きいため、マネーラインに賭けてもオッズが1.083しかついていません。
実力差が大きいマネーライン

そこで、このようにアジアンハンディキャップを使うことを考えます。

赤枠のパリ-2.5というのは、パリが3点差以上で勝てばオッズが1.8になるという意味です。

「パリのホームだし、得失点差も考えて、最後まで攻撃の手を緩めずに得点を狙いにくるだろう」と予想してマイナスハンデに賭ければ、マネーラインよりオッズを高くすることが可能になります。

この考え方は、テニスや野球、バスケットボールなどあらゆるスポーツに適用可能です。

その他にも、前半終了時のマネーライン、後半のマネーライン、前半・後半それぞれのマネーラインといった賭け方も利用すれば、実力差のある試合でも高オッズを狙えます。

もちろん、高オッズを狙うと的中率が下がるので、しっかりとデータ分析を行ってから賭けを検討しましょう。

ライブベットで格上のオッズが上がったところを狙う

ブックメーカーには、試合前に勝敗などを予想する事前ベット以外に、開催中の試合にリアルタイムで賭けるライブペットという賭け方があります。

このライブベットを使うと、マネーラインのオッズを上げることができるのです。

ライブベットでは、事前オッズを元に、試合展開や経過時間によってオッズがどんどん変わっていきます。

例えば、このような時は格上のマネーラインのオッズが上がります。

  • サッカー、野球などで、ホームの格上チームが先制された。
  • テニスで格上選手がサービスゲームをブレークされた。1セット目を取られた。2セット目を取られてフルセットになった。
  • バスケットボールで、格上チームが大きくリードされた。

狙うポイントは、格上チーム(選手)が不利な状況になった時です。

たとえ不利になったとしても、実力差がある試合なら、最終的には格上チームが勝つ確率が圧倒的に高いわけですから、このような場面でマネーラインを積極的に狙っていくことは有効なベット手法です。

▼ライブベットの稼げる賭け方についてはコチラ▼
ブックメーカー 勝てない人に教えたい「稼げる」賭け方3選!

格下に賭けてキャッシュアウトする

先ほどの考え方を応用して、高オッズの格下チームに賭けて勝ち逃げするという方法もあります。

ほとんどのブックメーカーには、キャッシュアウトという機能が付いており、これを利用するのです。


■キャッシュアウトとは?
キャッシュアウトは、試合の途中で賭けを終了させることをいいます。試合状況によって、損切りや利確を行える便利な機能です。

例えば、マネーラインでベットした格下チームがリードしているとしましょう。

そのまま試合終了までホールドしておくのもいいですが、実力差がある場合は最終的に逆転されることが多いですよね。

したがって、利益が出ているうちにキャッシュアウトで勝ち逃げするのです。

格下チームがリード、または互角の試合展開なら、最初のベット額よりも払戻金の方が増えていますから、欲張らずに利確しておくのも有効なベット方法です。

圧倒的な格上に高額ベットを行う

ある程度資金に余裕がある方なら、圧倒的な格上チームのマネーラインに思い切って高額ベットをするという方法があります。
強豪の試合のマネーライン

先ほどのパリサンジェルマンの試合ですが、マネーラインのオッズが1.083なので、100ドルをベットして的中しても、払戻金は108.3ドルにしかなりません。

しかし、1,000ドルをベットして的中したら、払戻金は1,083ドルになり83ドルの利益(1ドル145円で約12,000円)になりますから、満足できるのではないでしょうか。

ただし、高額ベットで負けた場合には、損失が大きくなるので注意が必要です。

ブックメーカーでは、このような低オッズの圧倒的なフェイバイリットが負けることも、それほど珍しいことではありませんから、しっかりとした資金管理を忘れないようにしてください。

また、高額ベットは頻繁に行うのではなく、ここぞという時に絞って使うことをおすすめします。

複数のブックメーカーを使う

日本のような公営ギャンブルと違い、ブックメーカーは民間の会社が運営しているので、提供しているオッズが各社間で異なります。

少しでも高オッズのマネーラインに賭けたいという方は、オッズ比較サイトを利用するといいでしょう。
オッズ比較サイト

オッズポータル

このように、無料で使える比較サイトが豊富にありますので、高オッズのマネーラインに賭けられるブックメーカーが簡単に見つかります。

また、「自分が使っているブックメーカーは、他社よりオッズが低いことが多い」ということも分かるので、ブックメーカー選びの参考になります。

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まとめ

今回は、ブックメーカーでマネーラインに賭ける方法や、メリットとデメリット、さらにマネーラインのオッズを高くする方法などを解説してきました。

ブックメーカーにはいろいろな賭け方がありますが、初心者の方はまずマネーラインから始めるのがおすすめです。

その後、ハンディキャップなど他の賭け方をいろいろと試し、自分に合ったスタイルを作っていくのがいいでしょう。

是非、おすすめブックメーカーで試してみてください。

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