UPDATE:2024.04.23

ブックメーカーで勝てない4つの原因と勝つための改善策

ブックメーカー基本情報

執筆者：前田修也

大学ではスポーツ科学を専攻。卒業後ヨーロッパへ渡り某ブックメーカーへ就職。約8年間働いた後、現在はオッズや試合予想について日々研究しながらライターとしても活動中。

ブックメーカーは他のギャンブルより還元率が高いので、しっかりデータを活用して正しくベットしていけば勝ちやすいギャンブルです。

しかし、「ブックメーカーを始めたけど勝てない」という人も中に入るでしょう。

このような人は何かしら原因があるので、勝てない原因を理解することが勝つための第一歩です。

この記事では、ブックメーカーで勝てない原因や勝てるために行うことを徹底解説します。

ブックメーカーで勝てない人やもっと利益を出したい人は参考にしてください！

ブックメーカーで勝てない人に共通する原因

ブックメーカーで勝てない人に共通する4つの原因は以下の通りです。

オッズが高いものばかりに賭けている
短いスパンでの利益や損益を気にしすぎている
いつも同じベット額で賭けている
試合データを活用せずにベットしている

どれか1つでも該当する人は、改善するよう心がけましょう。
それぞれの原因の改善策について詳しく解説していきます。

オッズが高いものばかりに賭けている

1回のベットで大金を得ようとして、高オッズばかり賭けると勝てない可能性が高いです。

一般的に「オッズが高い＝勝率が低い」ため、高いオッズだけに賭けても当たる可能性は少ないです。

自信のある高オッズに絞って狙うならともかく、単にオッズが高いからという理由で賭けるのはおすすめできません。

もちろん、低いオッズだけに賭けても1回あたりの利益は少ないので、ベットの自信度とオッズのバランスを考えてベットすることが大切です。

ブックメーカーの賢い賭け方についてはこちらからご確認ください。

短いスパンでの利益や損益を気にしすぎている

どれだけベットが上手い人でも、1日単位のような短いスパンでは損失が発生するときもあります。

100％当てることは不可能なので、負ける日もあると割り切るメンタルが大切。

もし熱くなって1日単位で損失を取り戻そうとすると、無理なベットをして損失が膨らむリスクが高いです。

何でもかんでもベットせず自信のあるベットだけに絞って、月単位・年単位で利益を狙うことを優先してください。

いつも同じベット額で賭けている

同じ金額で賭けると、負けたときの損失額が一定なので資金管理はしやすいです。

しかし、大きく勝つことも期待しにくいので、ベットが上手い人でないと利益を出すのは難しいでしょう。

例えば、1.1倍と2.0倍に1,000円ベットした場合、的中したときの払戻は以下の通り。

1.1倍：100円の利益（1,000円×1.1倍）
2.0倍：1,000円の利益（1,000円×2.0倍）

このように同じ金額で賭けていると、利益にかなり違いが出てきます。

オッズだけで考えると1.1倍は的中率が高いので、2.0倍に賭けるときよりも金額を厚く張るべきです。

オッズや自信度によって賭け金を調整することで、利益を出しやすくなります。

試合データを活用せずにベットしている

スポーツベットは、各スポーツ・各リーグ・各選手ごとにさまざまなデータがあります。

代表的なデータサイト

FUTBOL24.com（サッカー）
Tennis Explorer（テニス）
NBA.com（NBA）

データをしっかりと分析して、正しく予想できれば勝率は上がるはずです。

一方、データを駆使せずに「サッカーはマンチェスター・シティが強い」「テニスはジョコビッチ選手が強い」などのイメージだけでベットすると、なかなか勝てません。

もちろんマンチェスター・シティやジョコビッチ選手は強いですが、オッズに見合わないことも多いので利益を出すのは難しいでしょう。

データサイトで情報を集めて、根拠のあるベットをすることが勝ちに繋がります。

ブックメーカーで勝てない人必見の負けないプレイ方法6選

ブックメーカーで勝てない人が利益を出せるために行うべきことを6つ紹介します。

勝ちやすいブックメーカーを選ぶ

同じベット項目でも、ブックメーカーごとにオッズは異なります。

具体例として、サッカーのレアル・マドリードVSバルセロナの勝敗予想を3つのブックメーカーで比較しました。

	レアル・マドリード勝ち	引き分け	バルセロナ勝ち
20BET	1.73	4.4	4.3
bet365	1.72	4.2	4.2
Pinnacle	1.735	4.55	4.33

この場合は、3つの選択肢全てでPinnacleのオッズが最も高くなっています。

一方、bet365は3つの選択肢全てで最低オッズなので、bet365から賭けると損と言えるでしょう。

ベットする際は上記のように各ブックメーカーのオッズを比較して、最もオッズが高いブックメーカーからベットしましょう。

といっても、実際に複数のブックメーカーを1つずつ確認するのは手間がかかります。

オッズ比較については、Odds Portalというオッズ比較サイトを活用するのが便利です。

主要ブックメーカーのオッズが一覧になっているので、すぐに最高オッズのブックメーカーを見つけられます。

ブックメーカーは複数登録しておいて、一番有利なブックメーカーを都度利用する方が利益を上げやすいです。

複数登録時のブックメーカー選びは「おすすめブックメーカーTOP10」をご活用ください。

試合展開に応じたライブベットの活用

ブックメーカーは、ほとんどのスポーツで試合中に賭けるライブベットが可能です。

ライブベットならチーム・選手の状態や試合展開を確認してからベットできます。

事前に調べたデータと試合展開を加味してベットすることで、より的中率を上げられるはずです。

また、試合中のオッズは常に変動しているのも特徴。

例えば、試合前で以下のオッズだったときしても、

ライブベットでは試合展開に応じて以下のようにオッズが変わっています。

試合前から狙っていたオッズが高くなった段階でベットすれば、事前にベットするよりも利益を上げやすいです。

利益の確定・損切りができる「キャッシュアウト」の利用

多くのブックメーカーでは「キャッシュアウト」機能を搭載しています。

キャッシュアウトはベットの途中でもベットを完了できる機能のことで、うまく使えば利益確定や損切りを行えます。

上の画像は、賭け金3,000円で的中すれば30,380円の払戻を受けられるベットです。

このとき、以下3つの結果が考えられます。

ベット的中：30,380円の払い戻し
ベット外れ：払い戻しなし（0円）
キャッシュアウト：6,648円の払い戻し

賭け途中の段階でキャッシュアウトすれば、6,648円が払い戻しされてベットを確定可能。

払い戻し額は的中時より減りますが、確実に2倍強の利益を得られます。

このパターンは利益確定ですが、反対にベットが外れそうなときにキャッシュアウトすれば損切りになるので資金を残すことができます。

キャッシュアウトを上手に活用すれば、ブックメーカーで負けにくくなるでしょう。

アウトライトベットの活用

アウトライトは優勝予想など大会を通じてベットできる項目のことです。

例えば、サッカーのワールドカップ2026大会の優勝予想にも賭けることができます。

正直、この段階でのワールドカップ優勝予想は運の要素が強いのでおすすめしません。

しかし、アウトライトの中にはかなり当てやすいものも存在します。

例えば、サッカーのユーロ（欧州選手権）2024のグループリーグ突破ベットもその1つ。

タレント揃いで優勝候補筆頭のフランス代表が、グループリーグで敗退することは考えにくいでしょう。

グループ突破オッズは1.05倍と低いですが、1試合単位でベットするよりも番狂せのリスクは低いはず。

このように、1試合単位でなくアウトライトのベットも探せば当てやすい項目を見つけやすいです。

資金管理を怠らない

ブックメーカーに限らず投資全般に共通しますが、資金管理を正しくできないと勝つことはほぼ不可能です。

例えば、自信があるからといって残高を全額ベットするようなやり方では、いずれ破綻します。

まずは、自分に合う資金管理ルールを細かく設定して、そのルール通りにベットすることを心がけましょう。

もし、何から手をつければ良いかわからない人は、以下を実践することをおすすめします。

主な資金管理のやり方

1日にベットできる上限額を決める
1回あたりのベット上限は残高の10％にする
1日・1週間・1ヶ月単位での入金上限を設定する

全て実践すれば破綻しにくくなりますし、破綻しても入金制限によって必要以上の金額を入金することもなくなります。

複数サイトでのボーナスを上手く活用する

オッズはブックメーカーごとに異なるため、複数登録した方が良いことは説明しました。

複数のブックメーカーに登録すると、各ブックメーカーのボーナスを活用できるというメリットもあります。

特に登録後の入金不要ボーナス・初回入金ボーナスは各社が力を入れており、お得なことが多いです。

入金不要ボーナス：アカウント登録で得られるボーナス
初回入金ボーナス：初めての入金完了で得られるボーナス

主なブックメーカーの入金不要ボーナス・初回入金ボーナスは以下を参考にしてください。

ブックメーカー	入金不要ボーナス	初回入金ボーナス
bet365	×	100％フリーベット（上限1万円）
カジ旅	×	100％フリーベット（上限$100）
ウィリアムヒル	×	100％フリーベット（上限1万円）
10bet（旧：賭けリン）	×	100％スポーツボーナス（上限50,000円）

※ボーナスが複数ある場合はスポーツベット用ボーナスを掲載

各サイトの初回ボーナスを活用するだけでも利益を得やすいので、まだ登録していないブックメーカーがある人は登録して初回ボーナスを受け取りましょう。

ブックメーカーのおすすめのボーナス一覧についてはこちらからご確認ください。

違法運営のブックメーカーは勝てないので注意

一般的には合法とされるブックメーカーですが、中には政府公認のライセンスを取得せず違法に運営しているブックメーカーもあります。

違法ブックメーカーの場合、基本的には勝てない（稼げない）ので利用しないよう注意してください。

ライセンスがない違法ブックメーカーは稼げない

ブックメーカーが合法か違法かを見極める簡単な方法がライセンスの確認です。

合法ブックメーカーの場合、オンラインギャンブルが認められている国からライセンスが発行されています。

代表的なブックメーカーのライセンス

マルタ
ジブラルタル
キュラソー
マン島

ライセンスを所得していれば、各ブックメーカーの公式サイト内に表記があるはずです。

一般的にはトップページの下部に記載されていることが多いので、ライセンスがあるか確認してください。

ライセンスがないブックメーカーは違法運営になり、稼ぐことは困難なので利用しないようにしましょう。

違法ブックメーカーで稼げない理由

違法ブックメーカーで稼げないと考えられる理由は以下の通りです。

理由をつけて勝ったベットが取り消される
出金ができない
サイトが突然閉鎖する

ベットはできても、結局はプレイヤーが勝てない仕組みになっている可能性が高いです。

また、単純に違法なので法律の観点からもNGであり、バレれば罪に問われるリスクがあることは理解しておきましょう。

大谷翔平の元通訳「水原一平」も実際に62億円以上負けている

日本・アメリカで大きな話題になった大谷翔平選手の元通訳・水原一平氏も、違法ブックメーカーをプレイして62億円以上も負けています。

実際にどのような賭け方をしたかは不明ですが、平均賭け金は約196万円で最大賭け金は約2,450万円ということが明らかになっています。

出典：FNNプライムオンライン

合法ブックメーカーであれば1回あたりの最大ベット額が決まっているところも多く、約2,450万円の超大金を1度に賭けることはできないでしょう。

水原氏の賭け方に問題があるのはもちろんですが、天井知らずの賭けができる違法ブックメーカーでなければ負債はここまで膨らまなかったはずです。

違法ブックメーカーはカモを見つけたら徹底的に搾り取ろうとするので、関わってはいけません。

ブックメーカーで勝てない人「必見」の勝てる必勝法3選!

ブックメーカーで勝てない人の共通点があります。

それは”勝ちにくい“スポーツに”稼げない“賭け方をしているに限ります。

ズバリ1番稼げるスポーツは「サッカー」です！

今回はサッカーで使える筆者直伝の稼げる賭け方3選を伝授！

毎月最低でも5万円以上の利益は出せている必勝法なので、是非試してみてください。

【リスク低】→後半70分ライブベット必勝法
【リスク中】→コレクトスコア分散法
【リスク高】→後半80分一点張り必勝法

それぞれ詳しく解説していきます！

【リスク低】：後半70分ライブベット必勝法

▼必要な軍資金▼

後半70分ライブベット必勝法は、サッカーのコレクトスコアで利益をコツコツと積み上げていく賭け方です。

設定額	必要額
1ベット：2500円	合計5000円
1ベット：5000円	合計1万円
1ベット：1万円	合計2万円

やり方は簡単で同じ試合の正しい試合結果（コレクトスコア）に2通り賭けるだけ！

実際に「後半70分ライブベット必勝法」を使って賭けてみます。

【ステップ1】：後半70分前後の試合を探す

ちょうどシリアプレミアリーグのAL対ALFの試合が後半70分だったのでこの試合に賭けることにします。

【ステップ2】：勝ってるチーム又はオッズの低いチームを選択

後半70分で「0-1」だったので、ALFが勝つ前提でこの必勝法を使います。

【ステップ3】：正しい試合結果（コレクトスコア）に2通り賭ける

▼賭け方▼

ベットするタイミングから変動なしのスコアに賭ける
ベットするタイミングから1点追加するスコアに賭ける

賭けるタイミングの後半70分で「0-1」だったので

・「0-1」2.25倍
・「0-2」3.38倍

これら2通りに同額ベット！

今回は各5000円ずつ賭けてみます。

なぜ、「0-2」にも賭けるのか。

それは、サッカーの統計データに理由があります！

2010年～2017年のJ1第4節までの2178試合5895得点の内訳

　前半：2342得点／全得点の39.73%
　後半：3553得点／全得点の60.27%

同じ45分であっても、得点数でみると前半と後半には大きな開きがあります。
次に前半・後半をそれぞれさらに3分割、15分区切りで調査してみましょう。

　1分～15分　　：707得点／全得点の11.99%
　16分～30分　　：712得点／全得点の12.08%
　31分～前半終了：923得点／全得点の15.66%
　46分～60分　　：974得点／全得点の16.52%
　61分～75分　　：1094得点／全得点の18.56%
　76分～試合終了：1485得点／全得点の25.19%

こうやって分割すると、時間の経過と共に得点数が増えている事がわかります。

引用：SPAIA