結論から言うと、ウィリアムヒルの利用は違法でもなければ合法でもないあいまいな状況です。
現在の日本の法律「賭博罪」を適用するには、運営側とプレイヤーの両方を逮捕する必要があります。
しかしウィリアムヒルは政府公認で合法に運営しているため逮捕される理由がりません。
運営サイドとプレイヤーの両方を同時に逮捕するのが極めて困難なため、ウィリアムヒルを日本から利用した場合であっても逮捕される可能性は極めて低いのが現状です。
とはいえ、不安を感じてなかなか初められない方もいらっしゃるかと思いますので、法律と弁護士の意見をもとにウィリアムヒルの違法性について詳しく解説していきます!
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目次
ウィリアムヒル(William HiLL)に違法性はないが合法でもない
ウィリアムヒルを日本で利用することは違法・合法のどちらとも断定できません。
以下で詳細を解説していきます。
違法性が極めて低いとはいえグレーゾーン
ウィリアムヒルをはじめブックメーカーのほとんどは、日本国内において違法・合法を断定できないグレーゾーンにあります。
グレーゾーンにあるとされている理由は以下の通り。
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ウィリアムヒル自体は合法
日本の法律ではウィリアムヒルを取り締まれない
日本国内では公営ギャンブル以外は認可されていない
簡単に言うと、ウィリアムヒルの利用は国内で認められていないため合法とは言えません。一方で、ウィリアムヒルを取り締まる法律もないため違法とも言えません。
白黒はっきりつかない状態なので、利用者が違法性を問われる可能性は低いでしょう。
ウィリアムヒルは政府公認のブックメーカー
ウィリアムヒルはジブラルタル政府から認可を受けた政府公認のブックメーカーです。
ライセンスを取得して運営しているので、ウィリアムヒル自体には違法性はありません。
胴元が違法業者の場合は利用者も罪に問われる可能性が出てくるでしょうが、合法のもと運営しているウィリアムヒルでは心配不要でしょう。
ウィリアムヒルの利用者を取り締まる法律が日本にない
ウィリアムヒル利用で懸念されるのが、賭博罪・常習賭博罪にあたるかどうか。
ところが、賭博罪・常習賭博罪では胴元・参加者の両方を取り締まるのが原則になっています。
現状では合法であるウィリアムヒルを取り締まれないため、利用者が取り締まられる可能性は極めて低い状況となっております。
ブックメーカーの違法性についての弁護士の意見
ブックメーカーの違法性に関して、「賭博罪」を専門としている津田弁護士の意見を紹介します。
「違法とされる可能性はある。しかし…」
Q.海外のブックメーカー(スポーツベットアイオーなど)に日本から参加するのは合法?
津田弁護士「刑法上は、犯罪を構成する事実の一部が日本で行われれば刑法が適用されます。したがって、日本から賭博に参加している以上、賭博罪(刑法185条)が適用される可能性があります。しかし、実は難しい論点があります」
引用:弁護士ドットコム
Q.難しい論点とは?
津田弁護士「賭博罪は、犯罪の性質上、必ず複数の人間が関わる『必要的共犯』とされ、胴元と参加者という向かいあう関係の者たちが共犯となることから『対向犯』と呼ばれています。ところが、胴元であるブックメーカーは合法なので処罰できません。対向犯の一方である胴元を処罰できないのに、もう一方である参加者のみを処罰できるのか、という問題があるのです」
引用:弁護士ドットコム
わかりやすく言うと、賭博罪が適用されるのは先述したように胴元・参加者の両方が違法の場合です。
ところが、ウィリアムヒルは海外で認可された合法のブックメーカーのため、日本の法律では取り締まれません。
「ウィリアムヒルを取り締まりできない=参加者も取り締まることが困難」という図式が成り立ちます。
「逮捕される可能性は限りなくゼロに近い」
津田弁護士「自宅のパソコンからこっそり海外のブックメーカーを利用しても、逮捕される可能性は限りなくゼロに近いでしょう」
「賭博罪は風紀に対する罪とされています。その違法性の多寡は『公然性』の多寡に関わります。日本国が明治時代、刑法を作る際に参考にしたドイツ刑法では、非公然の単純賭博は不可罰でした。そして、日本でも明治23年の刑法草案段階では『公ノ場所』でされる賭博のみを処罰する案でした」
引用:弁護士ドットコム
自宅などで1人でウィリアムヒルを使っている分には公然性が認められないので、罪にも問われる可能性は限りなくゼロに近いようです。
ただし、ライブ配信などで実際にウィリアムヒルを使って遊んでいることを大勢の人に知られる状況を作った場合には、罪に問われる可能性も0ではありません。
ウィリアムヒルで遊ぶ場合、ライブ配信やSNSへの投稿は控えておくのが賢明です。
ウィリアムヒルの違法性について公式サイトを確認してみた!
ウィリアムヒル自体では、日本国内から利用することを禁止しているのか確認してみました。
公式サイト内にあるQ&Aページに国の制限に関する質問があったので紹介します。
Q.ベットを行うことは合法ですか?
お住まいの国によっては、当社での登録、並びにベットが制限されることがあります。ベットの受け付けができない国についてはこちらの詳細をご覧ください。
引用:ウィリアムヒル
2023年7月時点においては、日本は制限対象の国ではありませんでした。
つまり、ウィリアムヒルが日本から利用することを禁止していないことがわかります。
ただし、以下の文言もありました。
最新の法律事情に関しては、弁護士など法律の専門家にアドバイスを求めて違法性の確認を行うのがおすすめです。
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ブックメーカーの違法性を日本の法律と弁護士の見解をもとに解説!
ウィリアムヒルで遊んでも逮捕されない3つの理由
ウィリアムヒル利用者が賭博罪・常習賭博罪を適用されて逮捕されたケースはありません。
逮捕されない理由として考えられる3つの理由
- プレイヤーと運営を同時に逮捕するのが極めて難しい
- 数万人以上の利用者を一斉に逮捕するとは考えにくい
- そもそもブックメーカー自体は政府公認の元で運営している
それぞれ詳しく解説していきます!
理由①:プレイヤーと運営を同時に逮捕するのが極めて難しい
賭博罪・常習賭博罪を適用させるにはウィリアムヒルの利用者と運営を同時に逮捕することが原則ですが、運営側であるウィリアムヒルは合法に運営しているので、逮捕されることはありません。
結果として、利用者も逮捕される可能性が低いと言えるでしょう。
なお、ウィリアムヒルではありませんが、別のオンラインカジノの利用者が逮捕されたケースはありました(通称:スマートライブカジノ事件)。
ところが、この一件では海外にある運営側を処罰できないことから不起訴処分となっています。
この事例から、利用者だけを逮捕することは不当であると考えられます。
理由②:数万人以上の利用者を一斉に逮捕するとは考えにくい
ウィリアムヒルを日本国内から利用している人は数万人規模になると推測できます。
数万人以上の利用者を一斉に逮捕することは現実的ではありません。
見せしめのような形で数名にターゲットを絞って逮捕を行うことも考えられますが、最終的にはオンラインカジノの例のように不起訴になる可能性が高いといえます。
理由③:そもそもブックメーカー自体は政府公認の元で運営している
先にも述べましたが、ウィリアムヒルを含めてブックメーカーは政府公認のもとで運営されていることがほとんどです。
海外で認可されているものを日本の法律を適用させて違法とすることは不可能のため、ブックメーカー利用者も逮捕までは結びつかないようになっています。
もちろん、公認されていないブックメーカーはこの限りではないので、ライセンスが取得してあるかは要チェックです。
ウィリアムヒルの信頼性とその魅力とは?
ウィリアムヒルの安全性について解説しましたが、安全面だけではなくブックメーカーとしての魅力も多数あります。
ここからは、ウィリアムヒルの主なメリット4つを紹介していきます。
注目試合のニュースでウィリアムヒルのオッズが使われることがある
日本国内でも注目されるスポーツイベントのオッズ紹介時には、ウィリアムヒルのオッズが使われることも多数あります。
以下画像は野球のWBCに関する読売新聞オンラインのニュース記事ですが、勝敗予想の参考としてウィリアムヒルのオッズが紹介されています。
引用:読売新聞オンライン
このように、ウィリアムヒルは日本国内からも知名度・信頼性が抜群と言えるでしょう。
初回入金時にボーナスが最大100ドル貰える
ウィリアムヒルでアカウント登録をして初回入金を行うと最大100ドルまで入金額の100%がボーナスとして付与されます。
例えば、1万円を入金したら2万円分の資金でウィリアムヒルを利用できるので超お得!
他のブックメーカーでも初回ボーナスを実施していますが、最大100ドルのボーナス額は高額の部類に入ります。
初回入金ボーナス以外にも多数のプロモーションを用意しているので、使えば使うほどメリットの大きいブックメーカーといえるでしょう。
即PATでは賭けられない海外競馬に賭けられる
競馬をやる人はJRA(日本中央競馬会)から買うよりもウィリアムヒルからの利用が便利!
JRAの即PATでは日本馬の遠征レースしか対象にならない海外競馬も、ウィリアムヒルなら毎日のように賭けられます。
もちろんJRAや地方競馬にもベットできるので、競馬で稼げるチャンスがより増えます。
ブーストオッズが他のブックメーカーよりお得
ウィリアムヒルではオッズのブースト機能を使えるので、従来のオッズよりも倍率を上げてベットすることが可能!
例えば、以下画像では従来が2.75倍のオッズだったところ、ブースト機能を利用して2.88倍までアップさせました。
ブーストさせれば他のブックメーカーよりも高いオッズになるので、同じベットを行う場合でもより多くの利益を得られます。
ブースト機能は毎回使えるわけではないですが、自信のあるベットのときに使えば稼ぎやすくなるでしょう。
まとめ
今回は、ウィリアムヒルの違法性を中心に解説してきました。
改めてまとめると、以下の通りです。
- ウィリアムヒル自体は、ジブラルタル政府公認の安全なブックメーカー
- 日本からの利用は違法・合法のどちらでもないグレーゾーン
- 現在の日本の法律では利用者だけが逮捕されるとは考えにくい
ウィリアムヒルの利用はグレーゾーンなので絶対に大丈夫とは断言できませんが、罪に問われた利用者がいないのも事実です。
法律や世間の注目度が変化しないのであれば、逮捕・起訴されるリスクは低いでしょう。